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J-GLOBAL ID:202002259381529418   整理番号:20A1097399

RNA結合蛋白質不均一核リボ核蛋白質A1に対する抗体は多発性硬化症の動物モデルにおけるニューロン細胞消失に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Antibodies to the RNA binding protein heterogeneous nuclear ribonucleoprotein A1 contribute to neuronal cell loss in an animal model of multiple sclerosis
著者 (7件):
資料名:
巻: 528  号: 10  ページ: 1704-1724  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0684B  ISSN: 0021-9967  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ニューロンと軸索の消失を含む神経変性は,多発性硬化症(MS)の進行型の特徴である。神経変性の基礎となる機序はほとんど知られていない。研究は,疾患病因に対する重要な寄与因子として,非ミエリン自己抗原に対する自己免疫を意味する。著者らの研究室からのデータは,MSにおける神経変性の可能な機構として,RNA結合蛋白質(RBP)不均一核リボ核蛋白質A1(hnRNP A1)への自己免疫を意味する。MS患者は,in vitroで神経機能不全を誘導することが示されているhnRNP A1に対する抗体を作る。MSの動物モデルを用いて,実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE),対照抗体と対照的に抗hnRNP A1抗体の注入が悪化した疾患をもたらし,神経変性を増加させることを示した。抗hnRNP A1抗体が局在する脊髄の腹側灰白質領域におけるNeuN+神経細胞体の減少を見出した。ニューロンは,ニューロン損傷の両方のマーカー,hnRNP A1核細胞質不局在化およびストレス顆粒形成の増加したレベルを示した。抗hnRNP A1抗体は,神経細胞体を囲み,Fc受容体を介してCD68+免疫細胞と相互作用することが見出された。さらに,抗hnRNP A1抗体は,抗hnRNP A1抗体注入EAEマウスにおいて神経変性を受けることが以前に示された腹側脊髄小脳路(VSCT)のそれらを含む神経細胞体内に見出された。最終的に,免疫細胞とニューロンの両方が誘導性一酸化窒素シンターゼの増加したレベルを示し,細胞損傷のもう一つの指標であった。これらの知見は,hnRNP A1のようなRBPに対する自己免疫が,EAEにおける神経変性において,MSの病因に対する重要な意味を持つ役割を果たしていることを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学  ,  免疫反応一般 

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