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J-GLOBAL ID：202002259419015294   整理番号：20A0280782

アスファルテンにおけるフリーラジカル持続性の起源:ケージ効果と立体保護【JST・京大機械翻訳】

Origin of Free Radical Persistence in Asphaltenes: Cage Effect and Steric Protection

著者 (3件)： Alili Aytan S. (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Alberta, Canada) ,  Siddiquee Muhammed N. (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Alberta, Canada) ,  de Klerk Arno (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Alberta, Alberta, Canada)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 34  号： 1  ページ： 348-359  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： より重い石油画分は難分解性フリーラジカルを含み,難分解性フリーラジカルの最高濃度はアスファルテン中に通常見出される。フリーラジカル持続性の起源を研究した。空気への曝露,フリーラジカルケージ化,および立体保護の潜在的影響を評価した。トルエン中で希釈されたアスファルテンのフリーラジカル含有量は,窒素と空気雰囲気の両方の下で465時間の期間にわたって,5%以内で一定に保たれた。難分解性フリーラジカルは希薄溶液中での反応に利用可能であった。高粘度によるフリーラジカルのエージングは観察を説明できなかった。分子レベルの凝集によるフリーラジカルのケージ化が可能であったが,ケージ効果に関するすべての観測を説明することができた。アスファルテンは,水素移動反応の間,9,10-ジヒドロアントラセンと比較して立体的制約によって明らかにされなかった。それは,立体保護がフリーラジカルの持続性に対する主要な寄与因子であることを可能にした。アスファルテンは250°Cで反応性であり,自己反応及び種々のモデル分子(1,2-ジヒドロナフタレン,α-メチルスチレン,2,4,6-トリメチルスチレン,1,1-ジフェニルエチレン,trans-1,2-ジフェニルエチレン,トリフェニレン,テトラフェニルエチレン及び9,10-ジヒドロアントラセンの変換の両方に対して反応性を示した。フリーラジカル持続性の起源に対する代替説明を行った。個々のフリーラジカル種は地質学的時間にわたって持続的なフリーラジカルとして残り得るが,反応性であると考えられる。フリーラジカルの観察された持続性はフリーラジカル対の動的「平衡」によって説明でき,それはフリーラジカル持続性の印象を与える自己安定化過程である。ラジカル対の付加と分解反応によるフリーラジカルの動的形成と破壊は,巨視的スケールで平均して,持続性フリーラジカルの印象を生み出す。いかなる個々の種も反応性持続性フリーラジカルから期待されるものを超えて持続的ではない。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 窒素 ,  ラジカル対 ,  *ラジカル ,  石油 ,  *保持器 ,  希薄溶液 ,  分解反応 ,  フェニル基 ,  かご効果 ,  水素移動 ,  *アスファルテン ,  地質学 ,  アルケン ,  アルキルベンゼン

分類 (1件)： たばこ  (FJ07000D)

物質索引 (3件)： エチレン ,  α-メチルスチレン ,  トルエン

タイトルに関連する用語 (6件)： アスファルテン ,  フリーラジカル ,  持続性 ,  起源 ,  ケージ効果 ,  立体