抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:IgG4関連自己免疫性膵臓炎(IgG4-AIP)の超音波所見と特徴をまとめる。方法:2014年12月から2019年4月までの首都医科大学付属北京友達病院で治療した40例のIgG4-AIP患者の臨床及び映像学的資料を回顧性分析し、膵臓の大きさ、形態、エコー、腫瘍の有無及び腫瘍の大きさ、形態、エコー及び血流状況を観察した。同時に、主膵管、肝内外胆管の狭窄或いは拡張の有無、胆管壁の肥厚の有無、耳下腺、顎下腺の腫大或いは腫瘍の有無を観察し、その中の3例は超音波造影検査を行い、膵臓病巣の増強-消退過程を観察した。【結果】男女比は5.7:1,5079歳は90%であった。臨床表現は黄疸、腹痛を主とする。膵臓超音波表現を3型に分けた。分節型8例(20.0%),膵臓サイズ,形態正常,局部エコー不均一,エコー低下を主とした。びまん型17例(42.5%),膵臓びまん性腫大,エコー不均一低下;腫瘍型15例(37.5%),膵臓限局性腫大,エコーと周囲膵臓類似或いは低下,腫瘍は膵頭10例,膵尾5例。3例の腫瘍型病変は超音波造影検査を受け、2例の動脈期は高或いは等増強を呈し、遅延期は等増強を呈し、1例は動脈期及び遅延期はすべて低増強を呈した。29例(72.5%)はIgG4関連胆管炎で,10例は超音波で診断され,肝内と(または)肝外胆管の壁の不均一な肥厚を示した。IgG4関連唾液腺炎を合併する6例(15.0%),耳下腺と(或いは)顎下腺のエコーが不均一で,繊維条索様高エコーを伴わないか伴わない。結論:IgG4-AIP超音波表現はびまん型及び腫瘍型を主とし、超音波検査は膵臓病変の発見と同時に、胆管、唾液腺などの多臓器スキャンを併用することは臨床にもっと価値のある情報を提供することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】