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J-GLOBAL ID：202002259526640352   整理番号：20A2438302

フィチン酸含量の低いダイズの開発とリン酸資源の有効活用

Breeding of low phytate soybean lines and initiatives for the effective utilization of phosphorus resources

著者 (1件)： 実岡寛文 (広島大 大学院統合生命科学研究科)
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 4  号： 12  ページ： 1069-1071  発行年： 2020年11月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ダイズに含まれる有機リン化合物のフィチン酸は消化吸収できず,ミネラルの吸収を妨げる問題がある中で,低フィチン酸ダイズの開発とリン酸資源として有効利用を検討。
・2004年から低フィチン酸ダイズの育種・選抜を行い,多くの系統を開発し保有,発芽および生育は普通系統と同等。
・鶏の飼養試験を行ったところ,低フィチン酸系統は増体量が多く,かつ鶏糞中のリン酸が少量。
・低フィチン酸系統では,根から難溶性リン酸を可溶化する有機酸等が分泌され,リン酸吸収量が増加。

シソーラス用語： *ダイズ ,  *リン酸 ,  *作物育種 ,  ニワトリ ,  動物実験 ,  植物栄養 ,  飼料 ,  生体吸収 ,  家畜栄養 ,  リン吸収 ,  飼育実験 ,  キジ科 ,  栄養 ,  糖アルコール ,  イノシトールリン酸
準シソーラス用語： 飼育試験 ,  選抜育種

分類 (3件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  豆類  (FC03035U) ,  濃厚飼料  (FD07030S)

物質索引 (1件)： フィチン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： フィチン酸 ,  含量 ,  ダイズ ,  開発 ,  リン酸 ,  資源 ,  有効活用