抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国内生産されるCLTの製造コスト削減を目的として,CLTパネル仕様の標準化と量産化について検討してきた。本報告では壁パネルの標準仕様を対象としたCLTパネルの量産型製造ラインについて検討したので報告する。壁パネルの標準サイズからマザーボードの寸法は3m×9mが適していると考えられた。これを基本寸法とするCLTパネルを効率的に製造できる,乾燥ラミナ受け入れ,等級区分,たて継ぎ,積層接着,パネル整形加工を製造工程に持つ工場ラインを試設計した。その結果,年間生産量は約9千m
3,必要電力量は約290kW,必要人員は8名,設備費10億89百万円となった。また,マザーボードからの切り出し歩止まりを向上させる上で,積層接着用プレスが多様なマザーボード寸法に対応できることが重要であると考えられた。(著者抄録)