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J-GLOBAL ID:202002259673176390   整理番号:20A2459120

アスパラガス根におけるフルクトシルトランスフェラーゼ遺伝子の発現低下はアスパラガスの収穫時の効率的なフルクタン分解に寄与する可能性がある【JST・京大機械翻訳】

Decreased expression of fructosyltransferase genes in asparagus roots may contribute to efficient fructan degradation during asparagus spear harvesting
著者 (9件):
資料名:
巻: 156  ページ: 192-200  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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Asparagus(Asparagus officinalis L.)は3つのフルクトシルトランスフェラーゼ-スクロース:スクロース1-フルクトシルトランスフェラーゼ(1-SST,EC 2.4.1.99),フルクタン:フルクタン1-フルクトシルトランスフェラーゼ(1-FFT,EC 2.4.100)及びフルクタン:フルクタン6G-フルクトシルトランスフェラーゼ(6G-FFT,EC 2.4.1.243)により合成される根におけるイヌリン及びイヌリンネオシリーズ型フルクタンを蓄積する。根におけるフクタンは,スピアの新興のエネルギー源として考慮され,根フルクタン含有量における緩やかな減少が,スピア収穫期(出芽および射撃期間)の間に起こることが示された。しかし,収穫期の3つのフルクトシルトランスフェラーゼの役割はまだ解明されていない。ここでは,3つのフルクトシルトランスフェラーゼの酵素活性と遺伝子発現レベルの変化を調べ,スピア収穫時期の前後における根における糖含量を調べた。2つのcDNA,aoft2とaoft3を根のcDNAライブラリーから分離した。Pichia pastorisにより産生されたそれぞれの組換蛋白質(rAoFT2及びrAoFT3)は特性化された:rAoFT2は1-FFT活性(1-ケストースから産生するニストース)を示し,一方rAoFT3は1-SST活性(スクロースから1-ケストースを産生する)を示した。組換蛋白質のこれらの反応プロファイルは以前に精製した天然酵素のそれらと類似していた。これらの結果は,1-FFTと1-SSTをコードするaoft2とaoft3が根におけるフルクタン合成に関与することを示した。フルクトシルトランスフェラーゼ遺伝子の緩やかなダウンレギュレーションとそれぞれの酵素の活性は,収穫期に根で観察され,それはまた,フルクタンエキソヒドロラーゼ活性によるフルクトオリゴ糖の減少とフルクトースの増加と一致した。これらの知見から,収穫時期中のフルクトシルトランスフェラーゼ遺伝子のダウンレギュレーションは,スピアの出現に必要なフルクタンの効率的分解に寄与することが示唆された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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