文献
J-GLOBAL ID:202002259693147222   整理番号:20A1057939

臨床脳脊髄液標本におけるヒトDNA汚染の減少はメタゲノム次世代シークエンシングの感度を改善する【JST・京大機械翻訳】

Reduction of Human DNA Contamination in Clinical Cerebrospinal Fluid Specimens Improves the Sensitivity of Metagenomic Next-Generation Sequencing
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 659-666  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0336A  ISSN: 0895-8696  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
メタゲノム次世代配列決定(MNGs)は,中枢神経系の不明瞭な感染症の検出にますます利用可能である。しかしながら,髄膜炎患者における特徴的な脳脊髄液(CSF)の特徴の1つである,高い白血球からのヒトDNA汚染は,病原体検出におけるMNGsの感受性を大きく低下させる。現在,臨床CSF試料からの宿主DNA汚染を選択的に減少させる有効なアプローチはまだ欠けている。本研究では,合計20名の髄膜炎患者を登録し,10名の確定診断された結核性髄膜炎(TBM)と10名の明確なクリプトコッカス髄膜炎(CM)症例を含んだ。MNGs検出の感度における還元されたヒトDNAの効果を評価するために,3つの特定処理プロトコルを実行した。(i)ヒトDNAを除去するために,非イオン界面活性剤であるサポニンを用いて,CSF中の白血球を選択的に溶解し,DNA抽出前にDNアーゼ処理を行った。(ii)宿主DNAを減少させるために,CSFを遠心分離してヒト細胞を除去し,上清をDNA抽出のために採取した。(iii)未処理試料からのDNA抽出を対照とした。著者らは,サポニン処理が,対照と比較してCryptococcus(P<0.01)に対するNGSのユニークなリードを有意に上昇させたが,Mycobacterium tuberculosis(P>0.05)には影響を及ぼさなかったことを見出した。しかしながら,遠心分離した上清の検出は,対照と比較してTBMとCMの両方に対するNGSのユニークな読み取りを改善した(P<0.01)。著者らの結果は,TBMとCMを有する患者における臨床CSFサンプルからの遠心分離上清のMNGsの使用が,病原体検出の感度を改善するための単純で効果的な方法であることを示す。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症の診断 

前のページに戻る