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J-GLOBAL ID：202002259920487380   整理番号：20A0750963

河川管理の高度化・効率化に向けた最新の動向 河川CIM(3次元川づくり)の考え方と標準化に向けた取り組み・課題

BIM Concept for 3D River Management: Effort and Agenda Toward Standardization

著者 (4件)： 中村圭吾 (土木研 自然共生研究セ) ,  林田寿文 (土木研 自然共生研究セ) ,  大槻順朗 (土木研 自然共生研究セ) ,  小林一郎 (熊本大)
資料名： 河川
号： 884  ページ： 41-45  発行年： 2020年03月20日 
JST資料番号： G0117A  ISSN： 0287-9859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・河川CIMは,3次元モデルやICT施工技術を最大限に活用することで,川づくりの大幅な高度化を図る河川マネジメント手法。
・グリーンレーザ-等による3次元地形点群データベースを整備し,必要に応じて現場測量による補完を行い,一次検討として2次元水理計算ソフトによる治水・環境を検討。
・詳細検討ではゲームエンジン等を使った仮想空間を用いて,得られた詳細検討地形を3DCADソフトによりICT施工に必要なデータ形式に変換し,ICT建機によって施工。
・河川CIM技術の現状と課題を現況地形,一次検討,詳細検討,施工段階,および維持管理の各段階で整理し,合わせて将来展望を付加。

シソーラス用語： *モデル ,  可視レーザ ,  *空中写真測量 ,  *三次元 ,  データ ,  点群 ,  情報化施工 ,  三次元モデル
準シソーラス用語： CIM ,  グリーンレーザー ,  河川管理 ,  航空レーザ測量

分類 (2件)： 河川調査・計画  (RC12020M) ,  応用測量,その他  (RC02060Z)

引用文献 (16件)：

• 国土交通省水管理・国土保全局河川環境課河川保全企画室事務連絡、河川定期縦横断測量における点群測量の実施について、2019年6月27日.
• 林田寿文、大槻順朗、中村圭吾、萱場祐一:新しい河道計画プロセスを念頭に置いた多自然川づくり支援ツールの開発、II-22、令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会、2019.
• 国土交通省水管理・国土保全局河川環境課河川保全企画室:河川管理用三次元データ活用マニュアル(案)、2020、https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kasen/pdf/3jigen_manual.pdf
• 渡邊俊夫、山本一浩:河川マネジメントを意識した福井版CIMモデルについて、建設マネジメント技術、12月号、pp.78-84、2018、http://kenmane.kensetsu-plaza.com/bookpdf/242/ti1_01.pdf
• 河川CIM標準化検討小委員会、http://www.jacic.or.jp/hyojun/2019shouiinnkai-03.html

タイトルに関連する用語 (9件)： 河川管理 ,  高度化 ,  効率化 ,  動向 ,  河川 ,  CIM ,  3次元 ,  川 ,  標準化