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J-GLOBAL ID:202002259922540684   整理番号:20A0806696

ゲニポシドは抗炎症効果とMAPK/NF-KB阻害を介してラットにおける外傷性脳損傷を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Geniposide Alleviates Traumatic Brain Injury in Rats Via Anti-Inflammatory Effect and MAPK/NF-kB Inhibition
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 511-520  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0158A  ISSN: 0272-4340  CODEN: CMNEDI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Gardenia jasminoides Ellis果実から抽出された主成分であるゲニポシドが外傷性脳損傷(TBI)に対して神経保護機能を発揮できるかどうかを調べることを目的とした。酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を,血漿サイトカインの検出のために使用した。リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)を用いてサイトカインのmRNAレベルを測定した。神経学的結果は,修正神経学的重症度スコア(mNSS)とRota-Rodによって評価した。血液脳関門(BBB)完全性と脳浮腫を評価した。蛋白質発現をウェスタンブロット法により試験した。インターロイキン(IL)-1β,IL-6,IL-8およびIL-10の血漿レベルは,健常対照者と比較してTBI患者においてすべて上昇した。ゲニポシドで処理したTBIラットは,無処置TBIラットよりも低いmNSSと長い転倒潜時を示した。BBB完全性は維持され,脳浮腫はTBIラットにおけるゲニポシド処理により減少した。IL-1β,IL-6およびIL-8の血漿レベルは,TBIラットにおけるゲニポシド処理によって有意に抑制されたが,IL-10レベルは上方制御された。TBIラットの脳組織におけるこれらのサイトカインのmRNA発現レベルは,変化の同じ傾向を示した。p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼおよびNF-κB p65活性を試験することにより,リン酸化(p)-p38およびp-p65がゲニポシドにより劇的に阻害されることが観察された。結論として,ゲニポシドはp-p38とp-p65を阻害することによりTBIに対して神経保護機能を発揮する。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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