文献

J-GLOBAL ID：202002259942816992   整理番号：20A0210593

Zr-BEAゼオライト上でのブタナールの選択的自己縮合【JST・京大機械翻訳】

Selective Self-Condensation of Butanal over Zr-BEA Zeolites

著者 (4件)： Kots Pavel A. (Department of Chemistry, Lomonosov Moscow State University, Leninskye Gory 1, bld. 3, Moscow, 119991, Russia) ,  Zabilska Anna V. (Department of Chemistry, Lomonosov Moscow State University, Leninskye Gory 1, bld. 3, Moscow, 119991, Russia) ,  Ivanova Irina I. (Department of Chemistry, Lomonosov Moscow State University, Leninskye Gory 1, bld. 3, Moscow, 119991, Russia) ,  Ivanova Irina I. (A.V. Topchiev Institute of Petrochemical Synthesis, Lenensky Avenue, bld. 29, Moscow, 119991, Russia)
資料名： Chemcatchem  (Chemcatchem)
巻： 12  号： 1  ページ： 248-258  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2356A  ISSN： 1867-3880  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の量の部分的に加水分解されたオープンZrサイトと完全に凝縮した閉鎖サイトを有するZr-BEAゼオライト上で,ブタナール変換を研究した。速度論的研究は,ブタナール変換の主な反応経路が2-エチル-2-ヘキセナール(2-en)への自己縮合を含み,2-エンへの選択性が80~85%以内であることを示した。さらに,少量の1-ブタノールとブタン酸がブタナールのCannizzaro不均化によって形成された。二次反応はブタン酸ケトン化から4-ヘプタノンへのエステル化とブチルブタン酸エステルへのエステル化と2-エンからオクタジエンへのタンデム水素化/脱水反応を含む。吸着したCO,ピリジン,2,6-ジ-tert-ブチルピリジン(DTBPy)のFTIR分光法,イソプロピルアミンのTPD及びDTBPyによる選択的被毒を含む多くの技術をZrサイトの特性化及びそれらの活性の解明のために適用した。開放Zrサイトはブタナール縮合における閉じたZrサイトに関してより活性であることが分かった。433Kで推定したTOF値は開放Zrサイトで1.4s-1,閉鎖サイトで0.6s-1であった。反対に,2-enへの選択性は開放及び閉鎖サイトで類似していた。結果は,オープンサイトの強化された含有量を有するZr-BEA触媒が2-enの選択的合成のための展望触媒であることを指摘した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： FTIR分光法 ,  不均化 ,  脱水反応 ,  直列接続 ,  凝縮 ,  *縮合反応 ,  反応経路 ,  触媒 ,  加水分解 ,  エステル化 ,  速度論 ,  プローブ ,  水素化 ,  キャラクタリゼーション ,  アルカン

著者キーワード (7件)： Zrベータ ,  Lewis酸性度 ,  イソプロピルアミンTPD ,  プローブ分子のFTIR ,  凝縮 ,  その場FTIR ,  C-Cカップリング

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： ブタン

タイトルに関連する用語 (4件)： Zr ,  BEAゼオライト ,  ブタナール ,  自己縮合