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J-GLOBAL ID:202002260107034397   整理番号:20A1192616

屋上緑化史における「立体緑化」概念の萌芽とその意義

The Birth of the Concepts of Multiple Rooftops Greening and its Significance in the History of Rooftop Greening
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 551-556  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究の目的は,屋上緑化の概念を把握し,屋上緑化の歴史における立体緑化の誕生とその意義を明らかにすることである。技術書と技術コンクールから157ほどの屋上緑化の事例を収集し,屋上緑化の場所,屋上緑化の空間的関係,屋上緑化へのアクセシビリティ,屋上緑化間の移動性,自然植生の存在,水環境と隣接する緑地の存在の観点から分析した。データセットを,クラスター分析,林の数量化3類,技術史・制度史の年表によって分析した。その結果,屋上の緑化の概念は,屋上緑化の歴史において初期の事業に見られることが分かった。その後,中間階における屋上緑化の概念も1980年代に一般的になり,1990年代に周辺の自然環境を考慮するようになった。立体緑化の誕生の後,屋上緑化は地上部から断絶され,アクセスしやすくなり,視覚的および生物学的に接続し,最上階と下層階との屋根の間で改善された。1995年に整備されたアクロス福岡の事例において,全ての概念が紹介された。結論として,立体緑化は,連続性の新しい概念を示したと考察された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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公園,造園,緑化  ,  屋根 
引用文献 (31件):
  • 1) 特定非営利活動法人屋上開発研究会監修(2014):新版 屋上緑化設計・施工ハンドブック:マルモ出版,2
  • 2) 永見健一(1932):理論実際造園学:養賢堂,230-231
  • 3) 国土交通省(2006):みどりの政策の現状と課題: <https://www.mlit.go.jp/singikai/infra/city_history/city_planning/park_green/h18_1/images/shiryou06.pdf> (2019 年9 月21 日最終閲覧,データ取得)
  • 4) 近藤三雄(2009):わが国における屋上庭園の起源と黎明期における展開について:造園技術報告5,200-203
  • 5) 塚野通哉・千代章一郎(2014):日本近代建築における屋上庭園 -明治期から第二次世界大戦終戦まで-:日本感性工学会論文誌13(1),127-135
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