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J-GLOBAL ID:202002260139937138   整理番号:20A0278511

放射線療法後の線維性大動脈弁疾患:乳癌およびリンパ腫患者における免疫組織化学的研究【JST・京大機械翻訳】

Fibrotic aortic valve disease after radiotherapy: an immunohistochemical study in breast cancer and lymphoma patients
著者 (7件):
資料名:
巻: 45  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3275A  ISSN: 1054-8807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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放射線関連大動脈弁(AV)狭窄は,胸部放射線療法(RT)後の後期後遺症としてしばしば見られる。胸部放射線療法と弁機能不全との間の臨床的関係は確立されているが,加速された大動脈弁狭窄に至る過程は不明のままである。本研究の目的は,大動脈弁置換時の放射線療法後の大動脈弁において,炎症性細胞浸潤,線維症および石灰化の増加が存在するかどうかを決定することであった。43人の患者からの狭窄大動脈弁標本を,外科的大動脈弁置換術後に得た。合計28人の患者は,乳癌または悪性リンパ腫のために以前に放射線療法を受けた。合計15名の患者を対照とした。弁小葉は,炎症細胞構成(CD3,CD20,CD68,CD163)と細胞外マトリックス変化(コラーゲンと石灰化)のために(免疫)組織化学によって評価した。他の群と比較して,リンパ腫に対する放射線療法後の大動脈弁細胞密度は著しく減少した。照射した大動脈弁は対照弁と同様(低い)の後期TおよびBリンパ球浸潤を示し,一方,マクロファージマーカーCD68は乳癌に対する放射線療法後に減少した。コラーゲン含量は放射線療法後に増加した。リンパ腫患者の大動脈弁は他の群と比較して有意に少ない石灰化組織を含んでいた。若い年齢(リンパ腫を有する患者)における高用量放射線は,乳癌患者で観察される変性石灰化狭窄と反対に,細胞損失と早期線維性大動脈弁狭窄を生じる。本知見は,大動脈弁線維症に対する放射線療法の可能な用量依存性効果を示唆する。炎症細胞の活性存在は,放射線療法後の急性期に限定される可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患  ,  循環系の基礎医学 

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