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J-GLOBAL ID：202002260164987484   整理番号：20A1396069

多収イネの開発と将来展望 3 イネ収量関連遺伝子の同定と利用-ケニアでの試み-

Identification of rice QTL for yield and its application for breeding in Kenya

著者 (4件)： 土井一行 (名古屋大 大学院生命農学研究科) ,  芦苅基行 (名古屋大 生物機能開発利用研究セ) ,  菊田真由実 (名古屋大 アジア共創教育研究機構) ,  槇原大悟 (名古屋大 農学国際教育研究セ)
資料名： アグリバイオ  (Agricultural Biotechnology)
巻： 4  号： 7  ページ： 526-530  発行年： 2020年07月20日 
JST資料番号： F1907A  ISSN： 2432-5511  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・イネゲノム研究の成果を世界中に還元する目的で行ってきた著者らの取り組みを紹介。
・イネの収量に関与する遺伝子の同定に至った過程,この情報を用いた品種育成,ケニアにおける有望な成果について,解説・紹介。
・イネの収量性に関わる遺伝子の同定,イネ収量性遺伝子を用いた育種への応用,収量増加遺伝子(Gn1a及びWFP)を用いた着粒数増加系統の作出,の各項目を解説。
・また,サブサハラ・アフリカ(SSA)の稲作の現状,ケニアにおけるイネ研究拠点の構築,ケニアにおける有望育種系統の評価,の各項目について解説。
・SSA向け陸稲品種‘NERICA1’にGn1aやWFPを導入した系統が,ケニアでの現地試験で,‘NERICA1’の収量を大幅に超える結果が出ており,品種登録の準備中であることを紹介。

シソーラス用語： *イネ ,  *作物育種 ,  品種 ,  遺伝子 ,  分離育種 ,  *アフリカ ,  *実用化 ,  マーカー利用選抜
準シソーラス用語： 多収遺伝子 ,  *多収品種 ,  *品種育成

分類 (4件)： 作物の品種  (FC02020V) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  稲作  (FC03020C) ,  陸稲  (FC03032V)

タイトルに関連する用語 (9件)： 多収 ,  イネ ,  開発 ,  将来展望 ,  収量 ,  遺伝子 ,  同定 ,  ケニア ,  試み