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J-GLOBAL ID:202002260198100886   整理番号:20A2640820

集中化信頼設定なしのパスワードベース認証鍵交換

Password-Based Authenticated Key Exchange without Centralized Trusted Setup
著者 (1件):
資料名:
巻: E103.A  号: 10  ページ: 1142-1156(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0466A  ISSN: 1745-1337  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ほとんどすべての既存のパスワードベース認証鍵交換(PAKE)方式は,共通参照文字列(CRS)モデルに依存する標準モデルにおいて同時安全を達成する。CRSモデルの欠点は,セットアップフェーズにおいて集中した信頼された権限を必要とすることであり,したがって,権力がCRSのトラップドア情報を悪用した場合,当事者のパスワードが明らかになる可能性がある。プレーンモデルにはいくつかの安全なPAKE方式があるが,しかし,これらは一定のラウンドでは達成できない(すなわち,線形数のラウンドを含む)。本論文では,(一定ラウンド)PAKE方式に対するセットアップ仮定を緩和する方法を論じた。複数の権力(悪意のあるものを含む)がいくつかの参照文字列を個別に提供できるようにするマルチ文字列(MS)モデルに焦点を当てた。MSモデルは,単一の権力を信頼しないため(即ち,大多数の権力が正直に参照文字列を生成すると仮定する),CRSモデルよりも緩和されたセットアップの仮定である。MSモデルはプレーンモデルよりもわずかに制限があるが,実装が非常に簡単であるため,非常に合理的な仮定である。Groce-Katz PAKE方式に基づくMSモデル(ランダムオラクルなし)において,(同時安全な)three-move PAKE方式を構築した。この方式の主な要素は,例え少数権力に悪意があるとしても,シミュレーション抽出性と抽出ゼロ知識特性の両方を提供するマルチストリングシミュレーション抽出可能非対話型ゼロ知識証明である。本研究は,プレーンモデルにおける一定のラウンドPAKE方式へのマイルストーンと見なすことができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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データ保護  ,  符号理論 
引用文献 (39件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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