文献
J-GLOBAL ID:202002260339400623   整理番号:20A0017104

ジミリストイルホスファチジルセリンモデル膜の構造と相挙動に及ぼすジラムノリピド界面活性剤の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of a dirhamnolipid biosurfactant on the structure and phase behaviour of dimyristoylphosphatidylserine model membranes
著者 (4件):
資料名:
巻: 185  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ラムノ脂質は,1つまたは2つのラムノース環と疎水性炭化水素部分を含む細菌バイオ界面活性剤である。これらの化合物は主にPseudomonas spp.培養培地から分離され,顕著な生物学的活性を示すことが示されている。多くの実験研究は,標的膜とラムノリピドの相互作用がこれらの作用において役割を果たすことを示した。したがって,生物学的膜の種々のリン脂質成分による精製ラムノリピドの相互作用の研究は非常に興味深い。本論文では,緑膿菌により生産されたジラムノリピド(diRL)画分と1,2-ジmyriイルホスファチジルセリン(DMPS)の混合物の相挙動を示した。この実験アプローチは示差走査熱量測定(DSC)やFourier変換赤外分光法(FTIR)などの物理的手法の使用に基づいている。DSCは,二分子層におけるdiRLの濃度の増加の存在が,DMPSの液晶相転移へのゲルの漸進的な広がりをもたらすことを示した。さらに,複雑な熱的挙動が観察され,より高い濃度のバイオサーファクタントで1つ以上の転移が存在し,相分離を示した。FTIRは,diRLがDMPSのgauche回転異性体の割合を増加させ,アシル鎖秩序に影響を及ぼすことを示した。diRLとの相互作用で観察されたDMPSのカルボン酸伸縮バンドの周波数の変化は,リン脂質の極性頭基の局所環境の変化を示し,その結果,二分子層内の立体配座または挿入の修飾をもたらした。この結果は,DMPSのカルボニル及びリン酸塩伸縮バンドに及ぼすdiRLの影響により確証され,ゲル及び液晶相の両方における水和の増加を示した。分子動力学(MD)シミュレーションにより,実験結果をさらに支持し,界面活性剤の存在下における水層へのDMPSの増強された曝露と同様に,diRLクラスタ形成を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質一般  ,  細胞膜の輸送 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る