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J-GLOBAL ID:202002260422472031   整理番号:20A0917389

急性ヒツジモデルにおける全呼吸支援のための自己調節ECMOシステムの評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of an autoregulatory ECMO system for total respiratory support in an acute ovine model
著者 (8件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 478-487  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0175A  ISSN: 0160-564X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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体外膜酸素化(ECMO)は,重篤な呼吸不全を患う患者に対する治療の主要なものになっている。外来ECMOシステムは,長期の院外呼吸支援を提供することを目的とする。患者の活動レベル変化として,ECMOサポートの必要レベルは酸素消費と代謝変動により変化する。このような変化を補償するために,自動調節ECMOシステム(AR-ECMO)を開発し,その性能を急性ヒツジモデルにおける概念の証明として評価した。AR-ECMOシステムは通常のECMO回路と電気機械制御システムから成る。カスタムファジィ論理制御アルゴリズムを実行して,ECMO回路の血流と掃引ガス流を調整し,静脈オキシヘモグロビン飽和と酸素化器排ガスCO_2濃度のための2つの非侵襲的センサを利用することによって,変化する呼吸要求を満たした。急性呼吸困難を誘発するAR-ECMOの外乱反応を,急性人工呼吸器遮断,人工呼吸器ステップ変化(オフ-オフ)および強制的脱飽和を含む静脈-肺動脈ECMO構成でカニューレ化した4頭の幼若ヒツジにおいて6時間評価した。すべてのヒツジは研究期間中生存した。AR-ECMOシステムは,シミュレートした呼吸窮迫の間,安定した血行動態と生理的血液ガス含有量(SpO_2=96.3%±4.29,pH7.44±0.09,pCO_2=38.9±9.9mmHg,およびpO_2=237.9±123.6mmHg)を反応させ,維持することができた。酸素化剤排ガスCO2と酸素化剤出口pCO2の間の許容できる相関が観察された(R2=0.84)。まとめると,AR-ECMOシステムは,ECMO回路から直接測定された測定のみを用いて,研究期間中の末梢酸素化と二酸化炭素の生理的制御を成功裏に維持した。システム応答の範囲は,可変代謝需要の設定において適応可能なシステムを必要とする。換気装置支持における有意な擾乱に応答するこのシステムの能力は有望である。今後の研究は,長期的な覚醒動物研究におけるAR-ECMOシステムを評価することが,更なる精密化のために必要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体代行装置  ,  呼吸器疾患の治療一般 

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