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J-GLOBAL ID：202002260510999305   整理番号：20A0982761

分子動力学シミュレーションとレオロジー実験を用いた鉱物充填剤とアスファルト結合剤の間の物理化学的相互作用能力に及ぼす温度と負荷周波数の影響の理解【JST・京大機械翻訳】

Understanding the temperature and loading frequency effects on physicochemical interaction ability between mineral filler and asphalt binder using molecular dynamic simulation and rheological experiments

著者 (2件)： Li Fan (School of Engineering and Technology, China University of Geosciences (Beijing), Beijing 100083, China) ,  Yang Yuyou (School of Engineering and Technology, China University of Geosciences (Beijing), Beijing 100083, China)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 244  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アスファルトマスチックはアスファルト結合剤と鉱物充填剤から成り,それらの間の物理化学的相互作用はアスファルトコンクリートのサービス性能において重要な役割を果たし,それはそれらの界面吸着膜厚によって直接評価できる。本研究では,吸着膜厚に及ぼす温度,負荷周波数および他の因子の影響を調べた。結果は,温度の増加と負荷頻度の減少によって,アスファルト結合材と鉱物充填材の間の吸着した膜厚さがより厚くなることを示した。さらに,ベースアスファルトへのSBS改質剤の添加は,高温(すなわち,低周波)領域での鉱物充填剤とのより強い相互作用能力をもたらした。不活性鉱物充填剤と比較して,活性充填剤とアスファルト結合剤の間の吸着膜厚さはより厚く,アスファルトマスチック設計への洞察を提供した。さらに,アスファルトと充填剤の間の物理化学的相互作用機構の研究は,相互作用能力に及ぼすこれらの因子の影響を理解する方法を提供し,それを,本研究における分子動力学シミュレーションを通して,分子および原子スケールで分析した。アスファルトマスチック分子モデルも用いて,吸着膜厚に影響する温度をシミュレートした。結果は,アスファルト結合剤の非極性分子と比較して,鉱物充填剤粒子と極性分子の間の吸着力がより強いことを示した。アスファルト非極性成分は温度上昇と共に充填剤粒子の表面から離れて移動し,一方,より多くの極性成分は充填剤粒子によって吸着され,それはより厚い吸着膜厚を引き起こし,鉱物充填剤とアスファルト結合剤の間のより強い相互作用能力を引き起こした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  吸着 ,  高温 ,  *鉱物 ,  *相互作用 ,  強い相互作用 ,  *レオロジー ,  *アスファルト ,  アスファルトコンクリート ,  充填材料 ,  アスファルトマスチック ,  昇温 ,  分子モデル
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション ,  *アスファルトバインダ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アスファルトマスチック ,  温度 ,  負荷周波数 ,  物理化学的相互作用能力 ,  吸着膜厚 ,  MDシミュレーション

分類 (2件)： 有機質材料  (RA06030O) ,  各種石油製品及びその製造一般  (YF02071R)

タイトルに関連する用語 (11件)： 分子動力学シミュレーション ,  レオロジー ,  実験 ,  鉱物 ,  充填剤 ,  アスファルト結合剤 ,  物理 ,  化学的相互作用 ,  能力 ,  負荷周波数 ,  理解