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J-GLOBAL ID:202002260662576396   整理番号:20A0427932

熱溶融押出によるエトラビリン非晶質固体分散の系統的スクリーニングと開発のための5段階アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Five-Stage Approach for a Systematic Screening and Development of Etravirine Amorphous Solid Dispersions by Hot-Melt Extrusion
著者 (9件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 554-568  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,より効果的に開発プロセスを駆動するために,エトラビリンの非晶質固体分散(ASD)を設計するための迅速,効果的,材料節約スクリーニング法を開発し,バイオアベイラビリティ(BA)と安定性を改善することである。系統的なステップバイステップ手法を,理論計算とハイスループットスクリーニング(HTS)およびソフトウェア支援多変量統計解析とを組み合わせることにより追跡した。いくつかの重合体における薬物の熱力学的相溶性と相互作用をHansen溶解度パラメータ(δ)を用いて予測した。選択した重合体を,溶媒蒸発を用いて,HTSにより評価した。二成分組成は,それらの可溶化能力と2か月以上の物理的安定性によって評価した。JMP14.0を主成分分析を用いた多変量統計解析に用いた。押出はThermo Scientific HAAKE MiniLab IIで行われ,押出物は分析,関連物質,溶解,及び物理的状態(偏光顕微鏡(PLM),Raman分光法,及びX線粉末回折(XRPD))によって特性化された。粉砕押出物を25°C/60%RHと40°C/75%RHに3か月間曝露した短い安定性研究を行った。熱力学的予測を通して,5つの主な重合体を選択した。HTSは可溶化能力と物理的安定性のための42の製剤の評価を可能にした。3つの最も有望な組成をホットメルト押出(HME)試験のために選択した。一般的に,理論的予測,HTS,およびHMEの結果の間に良好な相関が見られた。ポリ(ビニルピロリドン)(PVP)ベースの配合物は容易に押出可能で,低い分解と完全な非晶質性を示したが,Solupusでは,薬物は相溶性でなく,高い結晶含有量をもたらした。薬物放出速度はPVPにより2倍以上改善され,製造されたASDは物理的及び化学的に安定であることが示された。不溶性薬物のための安定なASDを開発するための迅速で効果的なスクリーニング技術を,エトラビリンに適用することに成功裏に開発した。与えられた方法は使用が容易で,少量の薬物を必要とし,製剤化されたときの薬物の非晶質化を予測するのにかなり正確である。エトラビリンのHME製剤の開発の成功は,このハイスループットツールにより非破壊的に強化され,バイオ医薬品特性の改善により押出物の同定につながった。PLM,XRPDおよびRaman分光法により行った構造キャラクタリゼーションは,HMEプロトタイプが本質的に非晶質であることを示した。40°C/75%RHにおける予想外の安定性はRaman分光法により特性化された分子相互作用の存在と相関した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固形製剤  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  物理薬剤学  ,  薬物の物理化学的性質 

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