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J-GLOBAL ID:202002260675495208   整理番号:20A1607878

熱帯モンスーン気候下の河口マングローブ林における土壌水塩分の垂直分布における毎日の浸水誘導季節変動

Daily inundation induced seasonal variation in the vertical distribution of soil water salinity in an estuarine mangrove forest under a tropical monsoon climate
著者 (7件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 638-649  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1643A  ISSN: 1440-1703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前に,著者らは,熱帯モンスーン気候下の河口マングローブ森林における乾燥と雨季の間の土壌水塩分の垂直分布の反対のパターンを明らかにした。本研究は,土壌水塩分分布におけるこのような季節的変動の原因を明らかにする。著者らは,浸水水の塩分の調査,および土壌水塩分と地下水面レベルの日変化を調べた。淡水は雨季に研究区画を浸水したが,塩水は乾季に浸水した。Sonneratia,AvicenniaおよびRhizophoraサンプリング地区において,実験ピットで測定した土壌水塩分は日周的に変動した。平均塩分は乾季で有意に減少したが,雨季では増加する傾向があった。塩分に対する蒸発の影響はわずかであった。全ての地点における地下水位は,主に表面から0~10cm以内で変動し,一般に潮汐運動と同期していなかった。著者らは土壌水移動パターンに基づき,土壌断面を薄い潮汐感受性層と下層帯水層に分けた。浸水水は潮汐感受性層を飽和し,次に帯水層に徐々に浸透した。潮汐感受性層の水は,その後の浸水によって部分的に置換された。帯水層中の水は,浸水する水の塩分レベル依存的に,徐々に脱塩または塩類化されたが,前の季節からの土壌水は,まだ深い土壌層に留まっていた。このように,土壌水塩分の垂直分布の季節変動は,マングローブ土壌における毎日の浸水とその後の浸透過程によって誘発された。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態系  ,  水圏・生物圏の地球化学 

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