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J-GLOBAL ID：202002260697304122   整理番号：20A1530768

d-シクロセリン生合成に必須なATP-grasp酵素により触媒される環化機構【JST・京大機械翻訳】

Cyclization mechanism catalyzed by an ATP-grasp enzyme essential for d-cycloserine biosynthesis

著者 (4件)： Matoba Yasuyuki (Faculty of Pharmacy, Yasuda Women’s University, Hiroshima, Japan) ,  Uda Narutoshi (Graduate School of Biomedical & Health Sciences, Hiroshima University, Japan) ,  Kudo Mako (Graduate School of Biomedical & Health Sciences, Hiroshima University, Japan) ,  Sugiyama Masanori (Graduate School of Biomedical & Health Sciences, Hiroshima University, Japan)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 287  号： 13  ページ： 2763-2778  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗結核性抗生物質D-シクロセリン(d-CS)の生合成経路において,O-ウレイド-D-セリン(d-OUS)はd-CSに変換される。著者らは以前に,ATP-graspスーパーファミリー酵素に分類されるDcsGが,d-CSを生成する環形成を触媒することを示し,それはd-OUSの尿素部分における結合の開裂を伴い,カルバモイル基を除去する。一般的なATP-grasp酵素は2つの基質間のATP依存性ライゲーション反応を触媒するが,DcsGは分子内共有結合の生成を特異的に触媒する。本研究では,シアナートが反応混合物中に見出され,カルバモイル基が反応中にイソシアン酸として除去されることを示唆した。DcsGの結晶学的および変異研究により,d-OUSの結合に必要な残基を予想する。アシルリン酸中間体は折畳み立体配座においてDcsGの狭いポケットに結合され,結合開裂及び新しい結合形成を誘導し,それぞれシアン酸及びd-CSを生成した。DATABASE:構造データは,登録番号6JILの下で蛋白質データバンクデータベースで利用可能である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 立体配座 ,  データベース ,  *酵素 ,  *生合成 ,  イソシアン酸 ,  シアン酸 ,  折畳み ,  シアン酸塩 ,  開裂反応 ,  *環化反応 ,  共有結合 ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 抗結核性抗生物質 ,  生合成経路 ,  残基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ATP-graspスーパーファミリー ,  生合成 ,  触媒機構 ,  結晶構造 ,  d-シクロセリン

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (6件)： D-シクロセリン ,  生合成 ,  ATP ,  酵素 ,  触媒 ,  環化