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J-GLOBAL ID:202002260955143218   整理番号:20A0917295

インラインMRIリニアックにおける高分解能シリコンアレイ検出器の実現【JST・京大機械翻訳】

High resolution silicon array detector implementation in an inline MRI-linac
著者 (31件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1920-1929  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1258A  ISSN: 0094-2405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:ダイナミックな線量計は,運動中の検出器が磁気共鳴画像(MRI)で追跡されるという概念であり,MRI-リニアック上の放射線療法治療における線量の量と位置を検証する。本研究では,新しい高分解能シリコンアレイ検出器:MagicPlat-512(M512)による動的線量計の実現に向けてのステップを取り上げた。M512の性能を,同時イメージングなしに1.0TインラインMRI-リニアックで評価し,その後,イメージングシーケンスの間,線量測定の間に評価した。MR画像を取得して,画像品質に及ぼす検出器とその成分の影響を測定した。【方法】ビームプロファイルを,オーストラリアのMRI-Linac上のM512を用いて測定し,Gafクロミック EBT3膜と比較し,シリコンにおける固有の磁場効果を調べた。M512は512の敏感な体積を持ち,各0.5×0.037mm~3次元で,二次元アレイで組織化されている。4.2×3.8cm2までの小さな場サイズを固体水と固体肺ファントムの両方で調べた。1.0Tで撮影したビームプロファイルを0T条件と比較し,また勾配エコー(GRE)イメージングシーケンスの間に撮影したプロファイルにも比較した。80%~20%の半影幅と半値全幅(FWHM)の差を調べた。局在化MR画像を水ファントムに隣接する検出器で取得した。結果:M512とフィルムの間には良好な一致が観察され,画像シーケンスがない場合の半影幅とFWHMの平均差は<1mmであった。同時イメージングは,検出器に影響するRF雑音により,1.2mmまで半影を広げた。膜プロフィルは変化しなかった。磁気共鳴画像は,特に大量のアルミニウムの存在により,また,アンテナとして作用するUSBケーブルからのノイズにより影響を受けた。残念ながら,これらの問題により,適切な動的線量イメージングは,現在のM512/ファントム構成とMRI-ライナックにより達成されなかった。しかし,今後の研究のためにこの目標を達成するための進歩がなされた。結論:M512シリコンアレイ検出器は,オーストラリアの最初のMRI-リニアックにおける平均<1mm以内のGafクロミック膜と一致して高分解能ビームプロファイルを測定することに成功した。今後の動的な線量計の達成には,より効果的なノイズ低減が必要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの放射線療法  ,  医療用機器装置 

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