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J-GLOBAL ID:202002260981629752   整理番号:20A0980712

多層カーボンナノチューブ(MWCNT)形質転換THP-1マクロファージの泡沫細胞への変換:肺サーファクタント成分ジパルミトイルホスファチジルコリンの影響【JST・京大機械翻訳】

Multi-walled carbon nanotubes (MWCNTs) transformed THP-1 macrophages into foam cells: Impact of pulmonary surfactant component dipalmitoylphosphatidylcholine
著者 (7件):
資料名:
巻: 392  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肺サーファクタントまたはその成分は,肺系に入るナノ材料(NMs)に対する障壁として機能することができる。しかし,肺サーファクタントは主に脂質から構成されているので,NMsと肺サーファクタントへの共曝露または脂質代謝と関連するシグナル伝達経路に対するその成分の影響を調べる必要がある。最近,多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)が,ERストレス経路を介し,THP-1マクロファージを脂質含有泡沫細胞に変換することを見出した。本研究では,この過程に及ぼす肺サーファクタント成分ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)の影響をさらに調べた。64μg/mLまでのヒドロキシル化又はカルボキシル化MWCNTは,酸化ストレス及びp-chop蛋白質(ERストレスに対するバイオマーカー)の増加を伴って,THP-1マクロファージにおける脂質蓄積及びIL-6放出を誘導した。100μg/mL DPPCとのインキュベーションはMWCNT表面被覆をもたらしたが,MWCNTインターナリゼーション,脂質負荷またはIL-6放出を有意に変化させなかった。しかしながら,lipidomicsは,DPPCがMWCNTに曝露された細胞において脂質プロフルを変化させることを示した。DPPCはヒドロキシル化MWCNTsに曝露された細胞におけるde novoリポゲネシス調節因子FASNのより高いレベルとカルボキシル化MWCNTに曝露された細胞におけるp-chopとスカベンジャー受容体MSR1のより高いレベルをもたらした。結合したDPPCは,マクロファージにおけるMWCNT誘導脂質蓄積に有意な影響を及ぼさなかったが,脂質成分およびERストレスを変化させた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 

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