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J-GLOBAL ID:202002261065718246   整理番号:20A2213359

司法行政による無断伐採の認定条件の検討-宮崎県南部における民事訴訟の争点を手がかりに-

Examination of judicial judgment conditions for timber theft cases: an analysis of the issues of civil lawsuits in southern Miyazaki Prefecture.
著者 (3件):
資料名:
号: 73  ページ: 91-94  発行年: 2020年03月17日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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国内における無断伐採が問題となっており,不明瞭な山林境界が誤伐と盗伐との司法判断を困難にさせることが法的対応の支障となっている。そこで本研究では,宮崎県宮崎市において発生した無断伐採の損害賠償請求訴訟を対象に,司法行政によってどのように無断伐採が認定されるのかを検討し,山林所有者に求められる対策を検討した。訴訟では素材生産業者の境界の認識が争点の一つとなった。境界は,その地域を詳知する人物の証言によって確認されたものの,境界木および字図といった物証が表示方法として不十分であると司法行政により判断された。これらのことから,隣地所有者のみとの境界の認識と,その地域内でしか通用しない表示方法の不確実性が指摘でき,今後予測される主伐の拡大に対し,現地の状況に疎い第三者が認識できる境界の表示の必要性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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林業一般 
引用文献 (14件):
  • 土井藤平(1925)改訂森林保護学,209pp,中川錦堂出版部,東京
  • 国土交通省(2019a)山林境界基本調査. URL:http://www.chiseki.go.jp/plan/sansonkyoukai/index.html(2019年11月3日利用)
  • 国土交通省(2019b)全国の地籍実施状況. URL:http://www.chiseki.go.jp/situation/status/index.html(2019年11月3日利用)
  • 益田義孝(1952)林業経済 5(7):1-10
  • 中野次雄(2011)判例とその読み方(三訂版)(中野次雄編),有斐閣,東京,3-127
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