抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非線形効果は,連続波(CW)高出力ファイバレーザ(HPFL)のパワースケーラビリティを制限するためによく知られている。基本モードよりも非線形効果に加えて,モード間非線形効果が現在研究者の興味を引いている。特に,縮退モード間四光波混合(IM-FWM)と誘導Raman散乱(SRS)誘起モード間波動混合(IM-WM)のようなCW-HPFLsにおけるモード間非線形効果を最近調べた。前者は異なるモードでStokesとidlerを発生させ,後者は基本モードからRamanシフト高次モードへパワーを移動させる。ここでは,CW-HPFLsにおける上述のモード間結合を網羅するモデルを報告し,それらをシミュレートした。より具体的には,多モード一般化非線形Schroedinger方程式に基づくモデルを開発し,25/400μm Ybドープ大モード面積ファイバ増幅器におけるモード間結合をシミュレートするために用いた。IM-FWMの位相整合条件に基づいて,縮退IM-FWM周波数シフト,モード群速度,およびモード群速度分散の間の関係を見出し,モデルに適用した。このモデルを用いることにより,CW-HPFLsの文献で最近議論されたモード間現象である縮退IM-FWMとSRS誘起IM-WMを成功裏にシミュレートした。さらに,縮退IM-FWMとSRS誘起モード間波動混合(IM-WM)の結合効果から生じる高次モード二次秩序Stokesである新しいモード間現象を見出し議論した。著者らの知る限りでは,このモデルはCW-HPFLsの文脈において縮退IM-FWMを含む最初のものであり,上述のモード間結合の結合効果を明らかにした。結果はまた,モード間結合をもたらす条件の洞察を与える。COPYRIGHT SPIE. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】