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J-GLOBAL ID:202002261135225814   整理番号:20A2582455

Sjogren-Larsson症候群におけるかく乱脳エーテル脂質代謝と組織学【JST・京大機械翻訳】

Disturbed brain ether lipid metabolism and histology in Sjogren-Larsson syndrome
著者 (20件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1265-1278  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0139A  ISSN: 0141-8955  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Sjogren-Larsson症候群(SLS)は,不十分な脂肪アルデヒドデヒドロゲナーゼに起因するまれな神経代謝症候群である。患者は知的障害,痙性対麻痺,および魚鱗癬を示す。脂肪アルコールと脂肪アルデヒドの蓄積は,血漿と皮膚で示されているが,脳では示されなかった。しかし,脳磁気共鳴イメージングおよび分光法研究は,SLS患者の白質に豊富な脂質ピークを示し,脳における脂質蓄積も示唆した。病理組織学,質量分析イメージングおよびリピドミクスを用いて,遺伝的に確認されたSLSを有する65歳の女性患者の死後脳の形態とリピドームを検討し,マッチした対照脳と比較した。病理組織学的分析は,小さな脂質滴,欠損ミエリンおよびアストログリオーシスの存在を伴う構造的白質異常を明らかにした。生化学的に,脂肪アルコールとエーテル脂質の蓄積を伴って,SLS脳の白色と灰白質の両方で,極度に撹乱された脂質プロファイルが見られた。特に,長鎖不飽和エーテル脂質種が蓄積し,白色物質で最も顕著であった。また,奇数鎖脂肪族アルコールと奇数鎖エーテル(ホスホ)脂質の著しい蓄積があった。著者らの結果は,SLSにおける中枢神経系関与が,脂肪アルコールの蓄積によって引き起こされ,エーテル脂質とグリセロ(ホスホ)脂質代謝の間の不均衡をもたらし,結果として,非常に破壊された脳リピドームをもたらすことを示唆する。著者らのデータは,SLSが純粋な白質脳症ではなく,灰白質疾患でもあることを示す。加えて,病理組織学的異常は,星状細胞とミクログリアが,おそらくミエリン維持の障害に寄与する,基礎となる疾患機構で中心的な役割を果たすことを示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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先天性疾患・奇形一般 

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