抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・2018年12月18日に閣議決定された「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱」では,領域横断作戦を行える多次元統合防衛力の構築が指摘されており,特に宇宙・サイバー・電磁波,いわゆる「ウサデン」という新領域が注目されているので,個別の領域を横断して考えることが重要。
・今後は日本でも,衛星測位システム(GPS衛星,GLONASS衛星,中国のBeiDou衛星など)を用いたドローン飛行は,テロ対策の分野だけでなく,安全保障の観点からも留意が必要。
・宇宙(衛星),サイバー分野として5Gなどのネットワーク(電磁波など),ドローンなど無人機器,将来はAI発達による機械自らが考えて作戦行動する「自律型無人兵器」の登場も予想されるため,それぞれの分野を個別に捉えるのではなく,複合的に考えていく事が必要。
・ネットワークの軍事利用としてのサイバー・電磁波の領域,そして従来の陸・海・空の領域,これら複数の領域を横断して総合的に捉えながら,多次元統合防衛力の構築が必要。