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J-GLOBAL ID:202002261160068269   整理番号:20A2529937

ヒトColon癌幹様細胞(HT29-ShE)に対するプロバイオティクスLactobacillus reuteri無細胞スーパーナントからの高分子量分泌分子の抗増殖および抗転移能【JST・京大機械翻訳】

Anti-proliferative and Anti-metastatic Potential of High Molecular Weight Secretory Molecules from Probiotic Lactobacillus Reuteri Cell-Free Supernatant Against Human Colon Cancer Stem-Like Cells (HT29-ShE)
著者 (7件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 2619-2631  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4483A  ISSN: 1573-3904  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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癌幹細胞集団は癌浸潤に必要である。以前の研究はプロバイオティックLactobacillus reuteriの抗腫瘍特性を示している。本研究では,HT29-ShE細胞の浸潤およびアポトーシスレベルに及ぼすL.reuteri無細胞上清(CFS)からの熱殺菌超音波処理(HK-SON)画分および定義された分子量分泌画分の影響を調べた。HT29-ShE細胞を,CFSとHK-SON由来の一連の定義された分子量画分で処理した。細胞を24時間陰性対照として非接種無菌細菌増殖培地(MRS)で処理した。その後,リアルタイムPCR分析を行って,MMP-9,TIMP-1およびCOX-2mRNAの相対的生産レベルを調査した。マトリゲル被覆挿入板を用いて細胞浸潤を評価した。CFSとHK-SONのアポトーシス促進作用をフローサイトメトリーを用いて測定し,MMP-9のゼラチン分解の役割をゼラチンザイモグラフィーにより分析した。HK-SON処理およびCFSの定義された画分は,MRS群に対する細胞浸潤を有意に減少させた(p<0.05)。さらに,MMP-9の発現レベルおよび活性は,10~50kD,50~100kDおよび>100kDおよびHK-SON画分(p<0.05)で処理後にかなり減少した。さらに,粗CFSおよび>100kD画分はTIMP-1(p<0.05)の産生レベルを有意に上方制御し,HK-SONおよび>100kD画分はHT29-ShE細胞のアポトーシス割合を有意に増加させた。著者らの結果は,L.reuteri由来のCFSの抗転移および抗増殖特性を示している。所見は,多糖類,核酸または蛋白質のような分泌高分子が,結腸癌幹様細胞に対しこれら阻害効果を発揮することを示す。結論として,著者らの結果は無細胞上清成分が抗転移剤として使用できることを示した。しかしながら,この研究は,更なる結果に対し,実験的およびin vivoモデルで実施する必要がある。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 

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