抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
燃焼性の改善と摩擦損失の低減により,ガソリンエンジンを40%以上の正味熱効率で運転できる技術が報告されている。近年,HCCI燃焼が注目されている;ディーゼルエンジンのように,HCCIは自己着火を使用し,その間,圧縮比を高め,着火遅れを避ける。ベンチテストを用いた実験室実験はこの性能を検証するために必要であるが,ガソリンエンジンは一般的にシミュレーションにより評価される;大学研究施設は,通常,ガソリンエンジンのベンチテストを行うように装備されていない。そこで,HONDAで製作されたL15B-NAエンジンとFUCHINOで製作された水動力計を用いてベンチテスト装置を構築した。プロペラ軸の選択のために,部材を顕微鏡下で観察し,硬度試験を行い,許容応力を計算した。上述の実験に基づいて,以下の結論を得た。軸トルクからのねじり応力を計算することにより,EUTを動力計と安全に接続することに成功した。ベンチにはH鋼とI鋼を用い,2点支持による強度は十分で,吸振器による振動保持の追加により安全設計を改善した。25%の負荷で3.4g/kWhのNOx濃度と252.1g/kWhの燃料消費および50%の負荷で5.5g/kWhのNOx濃度と341.2g/kWhの燃料消費を達成した。(翻訳著者抄録)