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J-GLOBAL ID:202002261213966741   整理番号:20A0000446

加圧熱水による反応場におけるイヌリンとその加水分解物の加水分解機構

The Hydrolysis Mechanism of Inulin and Its Hydrolysate in the Reaction Field by the Hot Compressed Water
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 87-92(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: Z0802B  ISSN: 1880-554X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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亜臨界水(加圧熱水)におけるイヌリンからのジ-D-フルクトース二無水物(DFA)のような機能性オリゴ糖の製造を目的として,イヌリンの加水分解機構を研究した。イヌリンの加水分解は,二酸化炭素-加圧熱水(CO2-HCW)(バッチ型反応器(温度:100~150°C,圧力:3.0~5.0MPa)で作った)において実施した。CO2-HCWで調製したイヌリン加水分解物を,エレクトロスプレイイオン化質量分析とUV-Vis分光法で測定した。その結果,イヌリンは単糖類,二糖類,フルクトオリゴ糖及びDFAに,CO2-HCWにより加水分解されることが分かった。CO2-HCW中で形成されたヒドロニウムイオン濃度([H+])は,CO2を含まない加圧熱水で生成された[H+]よりも約100倍高いと推定された。[H+]の高さは<150°Cにおけるイヌリン加水分解に寄与する因子の1つと考えられる。フルクトースの分子内脱水により生じた5-ヒドロキシメチルフルフラル(HMF)の生成は,低温プロセス(<150°C)により抑制された。CO2-HCWはイヌリンをDFAに変換し,HMFの生成を抑制する手段の一つである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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化学工学一般  ,  多糖類 
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