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J-GLOBAL ID:202002261288172459   整理番号:20A0187886

固体高分子電解質膜を用いたオゾン発生素子

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資料名:
号: 47  ページ: WEB ONLY  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: U1783A  ISSN: 1880-1854  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オゾンは強力な殺菌力と酸化力を有し,分解後は無害な酸素に戻ることから,上下水や産業排水の浄化,プール水や水族館用水の浄化などに幅広く用いられている。最近では,室内の気密性が進み,シックハウスの問題,悪臭,カビ発生などが多発し,オゾンがその対策の一つとして用いられている。しかし,このような比較的小さな空間で用いられる小型オゾン発生器は,沿面放電やコロナ放電(高電圧で高周波)などによるものが主であり,電波障害やNOxの発生,高湿度下で短寿命といった問題がある。そこで,本研究室では,燃料電池技術を応用し,固体高分子電解質膜と触媒を用い,空気中に含まれる水蒸気を電気分解してオゾンを発生させるという新しいオゾン発生素子を開発している。このオゾン発生素子は小型でかつ薄型であり,従来の放電式小型オゾン発生器で問題となる電波障害がなく,安全で取扱が容易で,さらに高湿度下でも安定にオゾンを発生できる特長を有し,住環境分野や医療分野における殺菌,脱臭,防カビなどへの適用が期待される。本報告では,本オゾン発生素子の原理および構成,オゾン発生の基本特性,素子の繰り返し稼動によるオゾン発生量の低下(寿命)などを紹介する。(著者抄録)
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