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J-GLOBAL ID：202002261393547944   整理番号：20A0622524

二層グラフェンvan der Waalsスピンバルブにおいて実現された調整可能な非局所バレーからみ合されたCooper対スプリッタ【JST・京大機械翻訳】

Tunable nonlocal valley-entangled Cooper pair splitter realized in bilayer-graphene van der Waals spin valves

著者 (6件)： Wu Xiuqiang (Department of Physics, Yancheng Institute of Technology, Yancheng 224051, China) ,  Meng Hao (School of Physics and Telecommunication Engineering, Shaanxi University of Technology, Hanzhong 723001, China) ,  Kong Fanjie (Department of Physics, Yancheng Institute of Technology, Yancheng 224051, China) ,  Zhang Haiyang (Department of Physics, Yancheng Institute of Technology, Yancheng 224051, China) ,  Bai Yujie (Department of Physics, Yancheng Institute of Technology, Yancheng 224051, China) ,  Xu Ning (Department of Physics, Yancheng Institute of Technology, Yancheng 224051, China)
資料名： Physical Review. B  (Physical Review. B)
巻： 101  号： 12  ページ： 125406  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 2469-9950  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二つのリードが二つの反平行絶縁強磁性層間に二層グラフェン(BLG)を挿入することにより形成されたvan der Waals(vdW)スピンバルブである二つのリードに結合した二次元狭い超伝導体における交差Andreev反射に基づくCooper対分裂を調べた。このBLGに基づくn型vdWスピンバルブ/超伝導体/p型vdWスピンバルブ接合において,Fermiエネルギーと層間電場をvdWスピンバルブ領域のトップとボトムゲート電圧により独立に制御すると,完全Cooper対分裂の二電子が非局所的な谷エンタングルメントを残すことを初めて実証した。この効果は以下のように説明できる。二つの反平行絶縁強磁性層と層間電場の両方を考慮すると,BLGはスピン分裂を示すが,Dirac点近傍では価縮退バンドギャップを示す。したがって,著者らのセットアップは,BCSシナリオにおけるCooper対を,谷エンタングルメントの自然源として機能することを可能にする。さらに,超伝導体のドーピング,接合長およびバイアス電圧の関数として,交差コンダクタンスの大きな振動を予測した。著者らの結果は,価電子もつれ状態の高速非局所スイッチングを実現するためのツールを提供する可能性がある。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Andreev反射 ,  Fermi準位 ,  ドーピング ,  *スプリッタ ,  電場 ,  超伝導体 ,  縮退 ,  接合 ,  強磁性 ,  電圧 ,  *Cooper対 ,  二次元 ,  コンダクタンス ,  価電子 ,  バンドギャップ

分類 (2件)： 超伝導体の物性一般  (BM04021A) ,  金属系超伝導体の物性  (BM04022R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二層グラフェン ,  VAN ,  スピンバルブ ,  からみ合 ,  Cooper対 ,  スプリッタ