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J-GLOBAL ID：202002261540540037   整理番号：20A1353852

化学蓄熱材料としての水酸化カルシウムの脱水と水和に及ぼすリチウム化合物添加の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Lithium Compound Addition on the Dehydration and Hydration of Calcium Hydroxide as a Chemical Heat Storage Material

著者 (3件)： Maruyama Aya (Graduate School of Engineering, Chiba University, Japan) ,  Kurosawa Ryo (Graduate School of Engineering, Chiba University, Japan) ,  Ryu Junichi (Graduate School of Engineering, Chiba University, Japan)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 5  号： 17  ページ： 9820-9829  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学的蓄熱材料としての水酸化カルシウム[Ca-(OH)_2]に関する多くの研究が行われている。一般的に,水酸化カルシウムは,約400°Cまたはそれ以上で効率的に脱水反応(蓄熱操作)を受ける。本研究では,脱水反応温度を下げ,脱水反応速度を増加させ,化学蓄熱材料として水酸化カルシウムの適用性を拡大した。脱水反応性を改善する目的で,添加リチウム化合物による水酸化カルシウムを調製し,脱水/水和反応性を評価した。結果から,リチウム化合物の添加は水酸化カルシウムの脱水反応温度を低下させ,反応速度を高めることを確認した。Ca-(OH)_2とLi化合物との脱水反応は350°Cでも効率的に進行し,脱水/水和反応の可逆性を確認した。リチウム化合物の添加による水酸化カルシウム脱水反応性の改善の理由を,その結晶構造の観点から検討した。リチウムイオンが水酸化カルシウム結晶に入ると,結晶は脆弱になり,脱水反応は加速された。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結晶構造 ,  脱水 ,  反応速度 ,  *リチウム ,  *水酸化カルシウム ,  *水和 ,  水和反応 ,  脱水反応 ,  適応性 ,  *リチウム化合物 ,  蓄熱材 ,  可逆性
準シソーラス用語： 脆弱性 ,  リチウムイオン ,  化学蓄熱 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G) ,  エネルギー貯蔵  (LC02000F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  その他の無触媒反応  (CB06070U) ,  暖房  (PC02020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学 ,  蓄熱材料 ,  水酸化カルシウム ,  脱水 ,  水和 ,  リチウム化合物