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J-GLOBAL ID:202002261569152680   整理番号:20A2373232

自閉症スペクトラム障害における長鎖非コードRNAの同定と機能解析【JST・京大機械翻訳】

Identification and Functional Analysis of Long Non-coding RNAs in Autism Spectrum Disorders
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  ページ: 849  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7071A  ISSN: 1664-8021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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遺伝的および環境的因子,単独または併用は自閉症スペクトラム障害(ASD)の病因に寄与する。多くの蛋白質コード遺伝子はASDの疾患リスク遺伝子として同定されているが,ASDに関連する長い非コードRNA(lncRNA)の詳細な説明は,不明のままである。本研究では,最初に,双子研究からASDを有する個体のゲノム変異体データに基づいてASD関連lncRNAを同定した。全体で,532のASD関連lncRNAを同定し,これらのASD関連lncRNAの86.7%を,独立したコピー数変異体(CNV)データセットによりさらに検証した。次に,ASD関連lncRNAの機能および関連する生物学的経路を,それらの3つの異なる型の機能的隣接遺伝子(すなわち,ゲノム近傍,競合内因性RNA(ceRNA)近傍,および皮質における遺伝子共発現近隣)の濃縮分析によって調査した。結果は,ASD関連lncRNAの機能的隣接遺伝子の大部分が神経系発達,炎症反応および転写調節に富んでいることを示した。さらに,組織特異的遺伝子発現プロファイルに基づく遺伝子共発現ネットワーク解析を用いて,異なる脳領域におけるASD関連lncRNAの差次的機能を調べた。集合として,ASD関連lncRNAは主に皮質における神経系発達とドーパミン作動性シナプスと関連していたが,小脳における転写調節と関連していた。さらに,機能的ネットワーク解析をASD関連lncRNAの高信頼性機能的隣接遺伝子に対して行った。著者らは,すべての高度に信頼できる機能的隣接遺伝子が単一機能ネットワークに接続され,ASD関連lncRNAsの作用機序の付加的手がかりを提供することを見出した。最後に,ASD-改変生物学的経路リストにおける薬物誘導経路集合の濃縮に基づくいくつかの潜在的薬物を予測した。これらの薬剤の中で,いくつかの(例えば,アモキサピン,ピペリン,およびジフルニサル)は,以前の報告によって部分的に支持された。結論として,ASD関連lncRNAは,異なる既知の生物学的経路を通してASDの病因に関与し,それは異なる脳領域で異なる可能性がある。ASD関連lncRNAの詳細な研究は,潜在的ASD診断バイオマーカーと治療を開発するための手がかりを提供する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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精神科の基礎医学  ,  遺伝的変異 
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