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J-GLOBAL ID：202002261599286739   整理番号：20A0978940

水溶液及び土壌中のヒドロキシアパタイトによる鉛固定化における溶存有機物と錯体化した鉛の特徴【JST・京大機械翻訳】

Feature of lead complexed with dissolved organic matter on lead immobilization by hydroxyapatite in aqueous solutions and soils

著者 (2件)： Yamada Natsuho (Department of Agricultural Chemistry, School of Agriculture, Meiji University, 1-1-1, Higashimita, Tama, Kawasaki, Kanagawa, 214-8571, Japan) ,  Katoh Masahiko (Department of Agricultural Chemistry, School of Agriculture, Meiji University, 1-1-1, Higashimita, Tama, Kawasaki, Kanagawa, 214-8571, Japan)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 249  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶存有機物(DOM-Pb)と錯体化した鉛(Pb)は土壌中の主要なPb種であるが,DOM-Pbはヒドロキシアパタイトにより安定に固定化されていることは明らかではない。本研究では,DOM-Pbが水溶液と土壌の両方でヒドロキシアパタイトによって固定化される方法を調べた。収着試験は,DOM-Pbの69.5%が水溶液中で除去されるが,DOM-PbはPbイオンと比較してヒドロキシアパタイトによって保持されることを示した。収着試験前後のPbと溶存有機炭素の比率に基づいて,7%のPbがヒドロキシアパタイトによってDOM-Pbとして保持されたが,Pbの93%がDOM-Pbから解離し,Pbイオンとして吸着された。水溶性Pb再放出の濃度は,ヒドロキシアパタイトを含む砂質ローム土壌中のPbイオン溶液中のそれらよりDOM-Pb溶液中で高かった。DOM-Pb溶液を流れるカラム浸出試験は,砂質ローム土壌からの浸出水中のPb濃度が,ヒドロキシアパタイトの存在にもかかわらず,試験の中期段階後に徐々に増加することを示した。DOM-Pb溶液を流れるヒドロキシアパタイトの有無にかかわらず,土壌から再放出された水溶性Pbの量は,Pbイオン溶液を流れるヒドロキシアパタイトのないものと同じかそれ以上であった。本研究は,低Pb収着能力を有する土壌において,DOM-Pbとして保持されたPbのいくつかは,ヒドロキシアパタイトの存在にもかかわらず水溶性で,おそらく再放出されるが,DOM-Pb中の大部分のPbはPbイオンとして安定に吸着されると結論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオン ,  収着 ,  電解質溶液 ,  *鉛 ,  *錯体生成 ,  浸出液 ,  水溶性 ,  溶出試験【薬剤】 ,  *ヒドロキシアパタイト
準シソーラス用語： *溶存有機物 ,  溶存態有機炭素 ,  固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： カラム溶出試験 ,  溶存有機炭素 ,  鉛固定化 ,  鉛収着 ,  ピロモルフ石

分類 (2件)： 鉛とその化合物  (SB05024Q) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水溶液 ,  土壌 ,  ヒドロキシアパタイト ,  鉛 ,  固定化 ,  溶存有機物 ,  錯体化