文献

J-GLOBAL ID：202002261646233026   整理番号：20A1536975

アカゲザルTetherinの多型はサル免疫不全ウイルス菌血症感染動物における急性ウイルス血症の差異と関連する【JST・京大機械翻訳】

Polymorphisms in Rhesus Macaque Tetherin Are Associated with Differences in Acute Viremia in Simian Immunodeficiency Virus Δnef-Infected Animals

著者 (10件)： Janaka Sanath Kumar ,  Tavakoli-Tameh Aidin ,  Neidermyer William J. Jr. ,  Serra-Moreno Ruth ,  Hoxie James A. ,  Desrosiers Ronald C. ,  Johnson R. Paul ,  Lifson Jeffrey D. ,  Wolinsky Steven M. ,  Evans David T.
資料名： Journal of Virology  (Journal of Virology)
巻： 92  号： 22  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0869A  ISSN： 0022-538X  CODEN： JOVIAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT Tetherin(BST-2またはCD317)は,感染細胞からのウイルス放出を阻害するインターフェロン誘導性膜貫通蛋白質である。サル免疫不全ウイルス(SIV)感染に及ぼすアカゲザルカテリンにおける配列変異の程度と多型の影響を決定するために,テザーリン対立遺伝子を146アカゲザルから配列決定し,野生型SIV_mac239に感染させた68の動物とSIV_mac239Δnefに感染した47の動物を含む。Nefはテザーリンによる制限を打ち消すSIVのウイルス遺伝子産物であるので,これらのグループは,テザーリンに抵抗性であるSIV株に及ぼすテザーリン多型の影響の比較を与える。9位に二形性残基を持つアカゲザルテリンの15の対立遺伝子を同定した。これらの対立遺伝子と血漿ウイルス負荷の間の関係を,適応免疫の開始前に急性感染時に比較した。急性ウイルス血症は野生型SIV感染動物間で有意差はなかった。しかし,急性ウイルス負荷の違いは,SIVΔnefに感染した動物間のテザーリンの多型と関連していた。特に,43および111位の多型(P_43およびH_111)は,SIVΔnef感染に対するより低い急性期ウイルス負荷と関連していた。これらの観察はアカゲザルテリンにおける広範な多型を明らかにし,おそらく多様なウイルス病原体の選択的圧力における可変性の結果として維持し,Nef不在下でSIV複製を制限するために本質的に大きな能力を持つテザーリン対立遺伝子を同定した。IMPORTANCはウイルス病原体との進行中の進化対立の結果として,テザーリンは種間のウイルスの伝播に重要な障壁を表す多数の種特異的差異を蓄積している。本研究は,アカゲザルテリンにおける広範な多型を明らかにし,nef欠失SIVによる感染後の最初の数週間で低いウイルス負荷と関連する特異的対立遺伝子を同定した。これらの観察は,ウイルス病原体の可変選択圧が,種間のテザーリンの多様化を駆動することに加えて,テリンの配列変化を維持するために,ある種の種内でも作用することを示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： リン ,  血漿 ,  *動物 ,  インターフェロン ,  菌血症 ,  対立遺伝子 ,  病原体 ,  *アカゲザル ,  野生型 ,  ウイルス遺伝子 ,  *ウイルス血症 ,  テザー ,  *サル免疫不全ウイルス ,  膜貫通タンパク質
準シソーラス用語： 適応免疫 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  ウイルスの生理一般  (EG04041H)

タイトルに関連する用語 (8件)： アカゲザル ,  多型 ,  サル免疫不全ウイルス ,  菌血症 ,  感染 ,  動物 ,  ウイルス血症 ,  差異