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J-GLOBAL ID:202002261724715741   整理番号:20A0026075

インスリンアレルギーを伴う2型糖尿病患者における重度糖尿病性ケトアシドーシスの成功した管理:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Successful management of severe diabetic ketoacidosis in a patient with type 2 diabetes with insulin allergy: a case report
著者 (30件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-6  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7424A  ISSN: 1472-6823  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)は,即時の治療を必要とする糖尿病の急性で,主要な,致命的な合併症である。インシュリンに対するアレルギー反応は,特に組換えヒトインシュリンを用いる場合にはまれである。インスリンアレルギーの臨床症状は,軽度の局所症状からアナフィラキシーのような重篤な一般化アレルギー反応までの範囲にある可能性がある。インシュリンアレルギーを伴う2型糖尿病患者における重症DKAの治療について,限られた数の症例が報告されている。ここでは,連続静脈内(IV)組換えヒトインシュリン注入の開始後に重症DKAが分離されたインシュリンアレルギーを伴う2型糖尿病患者について述べる。2型糖尿病の58歳男性が経口抗糖尿病治療の失敗後に皮下インシュリン投与(SIA)を開始した。アレルギー反応の症状は,注射の10分以内に出現し,24時間にわたって持続するそう痒性のwheを含んでいた。皮膚プリックと皮内テストの両方は,異なるタイプのインシュリンで陽性であった。入院2日前に,アレルギー性症状のためSIAを中止し,その後,虚弱と上腹部痛を経験した。入院時,患者は6.984のpHと2.5mmol/Lの重炭酸塩を伴う重度の代謝性アシドーシスであった。血糖値は20.79mmol/L,BUN4.01mmol/L,クレアチニン128μmol/L,尿中ケトン11.44mmol/Lであった。24時間以上にわたり,代謝性アシドーシスはIV液,重炭酸塩およびカリウム置換,ならびに血液透析に対して不応性であった。最終的に,連続IV組換えヒトインシュリン注入を0.1単位/kg/時間の速度で行い,血液透析濾過と組み合わせて,更なるアレルギー反応は観察されなかった。5日目に,ケトン血症と代謝性アシドーシスは完全に分解した。患者は14日目にIVインシュリン注入からSIAに移行した。患者はSIA治療で21日目に退院した。3か月後,患者は良好な血糖コントロールを有していたが,インシュリン注射部位では依然としてアレルギー症状を有していた。この患者において,SIAはアレルギー症状が出現しなかった連続IVインシュリン注入とは対照的にアレルギー反応を引き起こした。血液透析と併用した連続IV組換えヒトインシュリン注入は,インシュリンアレルギーを有する糖尿病患者における重症DKAの治療の選択肢となり得る。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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内分泌系の疾患 
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