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J-GLOBAL ID:202002261749806338   整理番号:20A0561502

日本の教育経験を活用した途上国への教育支援に必要な観点の構築~ミャンマー,フィリピン,カンボジアの事例分析を通して~

Applying Japanese Educational Experiences to the Construction of Essential Perspectives for Educational Development in Developing Countries: Case Studies of Myanmar, the Philippines, and Cambodia
著者 (8件):
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号: 50  ページ: 11-31  発行年: 2020年01月30日 
JST資料番号: L2515A  ISSN: 1341-156X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,日本が関わる途上国への教育開発プロジェクトにおいて考慮する観点を提示することである.途上国の教育開発は,21世紀に入り校舎建設などのハード面から,教育方法の改善といったソフト面に重点が移ってきた.しかし,社会歴史的な文脈を考慮しないまま,工学的なアプローチでプロジェクトが運営されてきた.そこで途上国の研究協力者との共同分析を採用することで,途上国の教育問題がどのような社会文化的な状況との関係性のなかで生起しているのか,ミャンマー,フィリピン,カンボジアの3カ国について分析をする.分析の結果,「教師と児童生徒のパワーバランス」「地域間にある教育環境の差」「教師の努力に依存する傾向にある学校体制」「教育技術を教育政策として教育現場に適切に伝えること」に問題があることが明らかになった.今後は,個々の事例をマクロな視点を含めて考察する必要がある.(著者抄録)
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分類 (1件):
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科学技術教育 

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