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J-GLOBAL ID:202002261795393233   整理番号:20A0287819

静脈内免疫グロブリン(IVIG)はT細胞受容体シグナル伝達を抑制するために通常のT細胞に直接作用する【JST・京大機械翻訳】

Intravenous immunoglobulin (IVIg) acts directly on conventional T cells to suppress T cell receptor signaling
著者 (8件):
資料名:
巻: 522  号:ページ: 792-798  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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静脈内免疫グロブリン(IVIg)療法は,自己免疫および感染性疾患の治療に広く用いられている。IVIg療法の臨床的有効性にもかかわらず,その正確な免疫抑制機構は不明のままである。ここでは,IVIgがT細胞に直接作用し,T細胞受容体(TCR)結紮に対するそれらの活性化を抑制する証拠を示した。IVIGは抗CD3抗体およびT細胞指向性マイトジェンによる刺激によりマウス脾細胞の増殖を抑制した。IVIgのこれらの免疫抑制効果は,まだ精製T細胞に対して無傷であり,自然発生調節性T細胞(nTreg)の枯渇は,T細胞調節活性に影響を及ぼさなかった。代わりに,IVIgはTCRシグナリングを負に調節することを見出した。IVIG共刺激はIκB分解,活性化T細胞(NFAT)の核因子の核移行,及びマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK,Erk1/2)の活性化を障害した。これらの結果は,TCRシグナル伝達経路を抑制するために,従来のT細胞に直接作用するIVIgの新たな免疫抑制的役割を示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能  ,  免疫反応一般 

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