抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,Parliamentary debatesやBibliobattleのようなルールベースのコミュニケーション場における発話行為を分析するためのゲーム理論的フレームワークを提供した。ゲームは,1)審議の第一段階,2)決議の第二段階の2つの段階から成る。第一段階では,プレイヤーは様々な視点から共通の話題を議論し,第二段階では,すべての参加者が投票のような社会的選択ルールに従ってどの意見が妥当であるかを決定する。ゲームを調べるための理論には,動的認識論理(いわゆる動的ゲーム論理)が含まれ,その後,発話行為を通じてプレイヤーの認識状態に我々が焦点を合わせることが可能になる。さらに,それは第二段階におけるメカニズムデザインの一部に接続され,社会的決定におけるプレイヤーの誘因両立性を確保する。結果として,それは,ルールがどのように働き,発話場におけるどの種類の発話が合理性によるプレイヤーの戦略的思考を通じて引き出されるかを把握する。(翻訳著者抄録)