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J-GLOBAL ID：202002261885283511   整理番号：20A0879892

Aliivibrio fischeriに対する毒性試験における合成海水の使用によるホルミシス現象の除去【JST・京大機械翻訳】

Elimination of the hormesis phenomenon by the use of synthetic sea water in a toxicity test towards Aliivibrio fischeri

著者 (2件)： Drzymala J. (Silesian University of Technology, The Biotechnology Centre, Gliwice, Poland) ,  Kalka J. (Silesian University of Technology, Environmental Biotechnology Department, Faculty of Energy and Environmental Engineering, Gliwice, Poland)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 248  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホルメシスは二相性用量反応効果と呼ばれる生態毒性現象である。低濃度の毒性物質では,ホルメシス刺激効果が生じるが,高濃度では阻害効果が生じる。ホルメシス現象は毒性試験結果の解釈を妨げ,試験試料の実際の毒性を低下させる可能性がある。本研究では,2つの医薬物質,ジクロフェナク(DCF)とスルファメトキサゾール(SMX)を含む人工湿地からの廃水の毒性試験の間に,海洋細菌Aliivibrio fischeriに対するホルメシス現象を観察し,分析した。ホルメシス現象を除去するために,合成海水(ISO10253:2006)への希釈剤(ISO 1134-3:2007)の変化を提案した。ホルメシス現象は,標準毒性試験(希釈剤による)による廃水毒性の分析の間だけ観察された。合成海水の使用は,MgCl_2,Na_2SO_4,CaCl_2,KCl,NaHCO_3,およびH_3BO_3のような海水における付加的成分の存在のため,ホルモン効果を除去した。それは,製薬物質に対するA.fischeriの感受性を増加した。毒性試験における異なる媒体の使用は,試験した化合物または廃水の毒性分類に有意な影響を及ぼす可能性がある。さらに,A.fischeriに対する試験医薬品の毒性を分析した。DCFのIC50値は8.7±1.1mg・L(-1)(希釈剤)と13.9±0.9mg・L-(-1)(合成海水に対して)であったが,SMXのIC50値はそれぞれ50.5±2.3と55.3±1.6mg・L-(-1)であった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 媒質 ,  希釈剤 ,  廃水 ,  海水 ,  感受性 ,  *毒性試験 ,  人工湿地 ,  ホルモン
準シソーラス用語： 海洋細菌 ,  高濃度 ,  低濃度 ,  生態毒性 ,  二相性 ,  *ホルメシス ,  *Aliivibrio fischeri , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ホルミシス ,  Aliivibrio Fischeri ,  合成海水 ,  廃水 ,  医薬品 ,  人工湿地

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (5件)： Aliivibrio ,  毒性試験 ,  海水 ,  ホルミシス ,  現象