文献
J-GLOBAL ID:202002262002357833   整理番号:20A0427986

急性脳炎に対する免疫応答を誘発するマルチエピトープサブユニットワクチン【JST・京大機械翻訳】

Multiepitope Subunit Vaccine to Evoke Immune Response against Acute Encephalitis
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 421-433  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0294A  ISSN: 1549-9596  CODEN: JCISD8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
急性脳炎症候群発生は,国家および国際規模の両方に関する主要な健康懸念として出現している。日本脳炎ウイルス(JEV)により引き起こされる脳炎症/感染は死に至る可能性がある。症例は世界的に数が増加しており,この緊急の健康懸念は,この致命的なウイルスに対する体の免疫系を強化するための効果的で実行可能なワクチンを必要とする。JEVのプロテオーム解析は,患者試料分析によるワクチン開発の潜在的標的としてエンベロープ蛋白質を明らかにした。したがって,本研究では,高度な構造生物学および免疫情報学的アプローチを用いて,急性脳炎のためのマルチエピトープサブユニットワクチンを設計することを目的とした。著者らは,推定T細胞エピトープ(MHC-1およびMHC-2制限)およびB細胞エピトープから成り,高い抗原性および免疫原性を有するマルチエピトープサブユニットワクチンを報告する。アジュバントと共にTAP親和性エピトープをワクチンに遺伝子操作し,宿主内の輸送を容易にし,強い免疫応答を誘導した。ワクチン構築物の特異性を,主要組織適合性複合体(MHC)受容体および宿主膜受容体TLR2との分子ドッキングにより評価した。高いドッキングスコアと受容体の結合溝への密接な相互作用は,ワクチンの効力と特異性を確認した。また,分子動力学シミュレーション研究により,長期(100ns)に対するTLR2とのワクチンの安定相互作用を確認し,強い免疫応答の延長を示した。ペプチド動力学研究は,100nsのシミュレーション実行まで,二乗平均平方根偏差(RMSD),二乗平均平方根変動(RMSF),二次構造推定(SSE)プロットにおける最小偏差を持つワクチンの柔軟性,強い安定結合を示した。位置特異的スコアリングマトリックスと機械学習法に基づくin silico免疫シミュレーションアプローチは,ワクチン候補に応答して免疫細胞(T細胞,B細胞集団,および記憶細胞)の強い免疫応答強化統計をもたらした。in silico技術における好ましい結果と良く相関したデータは,強力な多重エピトープワクチンを提供し,設計されたワクチンの作用機序と急性脳炎症候群に対する免疫応答の発生を提案するのに役立った。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子・遺伝情報処理  ,  分子化合物 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る