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J-GLOBAL ID：202002262004358178   整理番号：20A1431240

パーコレーションプロセスにおける希薄系からのクラスタ成長

Cluster growth from a dilute system in a percolation process

著者 (7件)： Fujinaga Ikuo (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Yasuda Takashi (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Asai Makoto (Department of Mechanical Engineering, Keio University, Yokohama, Kanagawa, Japan) ,  Asai Makoto (Department of Chemical Engineering, Columbia University, New York, NY, USA) ,  Chung Ung-il (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Katashima Takuya (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan) ,  Sakai Takamasa (Department of Bioengineering, School of Engineering, The University of Tokyo, Tokyo, Japan)
資料名： Polymer Journal  (Polymer Journal)
巻： 52  号： 3  ページ： 289-297  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲル化プロセスを,パーコレーションモデルのフレームワークで説明した。パーコレーションモデルは,プレポリマ(c^*₀)の重なり濃度以上でゲル化挙動を正確に予測したが,それらは,c^*₀以下でゲル化挙動を予測しなかった。一連のモデル高分子ゲル,すなわちテトラポリエチレングリコール(PEG)ゲルのゲル化中の浸透圧を測定した。浸透圧はゲル化反応中に減少し,ゾル-ゲル転移後に一定であった。これらの結果は,クラスタが成長し,ゾル-ゲル転移点で系を満たすことを示唆する。その結果,ゲルは初期高分子濃度に関係なく半希釈系として挙動した。臨界クラスタの重なり条件でのゾル-ゲル転移のこの表現は,凝集プロセス予測によく対応した。これらの結果は,希薄領域における一般的パーコレーション問題のより良い理解に役立つであろう。プレポリマの重なり濃度以下のゲル化プロセスでの浸透圧を,一連のモデル高分子ゲル,すなわちテトラポリエチレングリコールゲルを用いて調べた。浸透圧は,ゲル化反応中に減少し,ゾル-ゲル転移後に一定であり,クラスタが成長し,ゾル-ゲル転移点で系を満たすことを示唆した。臨界クラスタの重なり条件でのゾル-ゲル転移のこの表現は凝集プロセス予測によく対応した。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2019 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パーコレーション ,  *クラスタ ,  *ゲル化 ,  プレポリマ ,  ゾル-ゲル転移 ,  *希薄溶液 ,  ポリエチレンオキシド ,  分子モデル ,  水溶性高分子 ,  浸透圧 ,  濃度依存性 ,  凝集 ,  凝集体 ,  分散系 ,  高分子溶液 ,  閾値
準シソーラス用語： PEG【重合体】 ,  重なり濃度 ,  パーコレーション閾値

分類 (3件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (3件)： パーコレーション ,  プロセス ,  クラスタ成長