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J-GLOBAL ID：202002262040019378   整理番号：20A0190326

2016年熊本地震後の湧水の硝酸塩濃度の変化【JST・京大機械翻訳】

Changes in the nitrate concentration of spring water after the 2016 Kumamoto earthquake

著者 (6件)： Sato Tsutomu (Geological Survey of Japan, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Takahashi Hiroshi A. (Geological Survey of Japan, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Kawabata Kuniyo (Admission Center, Kagoshima University, 1-21-24 Korimoto, Kagoshima 890-0065, Japan) ,  Takahashi Masaaki (Geological Survey of Japan, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Inamura Akihiko (Geological Survey of Japan, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan) ,  Handa Hiroko (Geological Survey of Japan, AIST, 1-1-1 Higashi, Tsukuba, Ibaraki 305-8567, Japan)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 580  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 湧水の準周期的サンプリングと分析を9地点で行い,春水域の水素と酸素安定同位体比を含む主要化学組成に対する2016熊本地震の影響を調べた。春季水域における硝酸塩濃度の過渡的増加は,地震後1か月,2016年5月の7地点で観測された。これは,この現象がそのような大規模に観察されたことを初めて示した。硝酸塩濃度の増加の大きさは,地震前の濃度の10%~93%に相当する0.7~2.4mg/Lであった。さらに,降水量データは,70mm/日以上の豪雨が本震の5日後に発生したことを示した。雨水は,地震時の強震動によって引き起こされた亀裂を通して,浅い地下土壌から地下水帯水層へ硝酸塩を輸送すると考えられている。また,強震動は植物への損傷を引き起こし,吸収された硝酸塩の量を減少させ,これは春における硝酸塩濃度の増加の理由の1つであると考えられる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地下水 ,  本震 ,  *硝酸塩 ,  水域 ,  春 ,  水素 ,  *湧水 ,  亀裂 ,  豪雨 ,  *地震 ,  降水量 ,  帯水層 ,  化学組成 ,  雨水 ,  水文学

著者キーワード (4件)： 2016年熊本地震 ,  地震後の水文学的変化 ,  硝酸塩濃度 ,  湧水

分類 (3件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  地下水学  (DC07040Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 2016年熊本地震 ,  湧水 ,  硝酸塩