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J-GLOBAL ID:202002262091325254   整理番号:20A0766766

高カリウム肥沃度の草原土壌における放射性セシウム移動性の自然減衰に及ぼす有機改良剤の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of organic amendments on the natural attenuation of radiocesium transferability in grassland soils with high potassium fertility
著者 (5件):
資料名:
巻: 217  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0031B  ISSN: 0265-931X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機土壌改良は,複雑な方法で土壌-植物系における放射性セシウムの挙動に影響を及ぼす。それらは,選択的収着サイトをブロックすることによって粘土鉱物による放射性セシウム固定を阻害することができる。一方,改良によって土壌溶液に供給されるKは,植物根によるCs取り込みを減らすことができる。ここでは,高い交換可能なK含有量を有する腐植に富むアンドソルにおける土壌から草苗への放射性セシウムの移動性に及ぼす無機および有機土壌改良の影響を調べた。土壌試料に137Csトレーサを添加し,N,N-P-K,堆肥(稲藁を用いた牛糞),または改良剤(対照土壌)で処理し,人工気候室で1年間,2週間の湿潤と空気乾燥処理を繰り返した。果樹園の小規模栽培を実験期間中に4回実施し,土壌中の137Csの利用可能性の経時変化を評価した。土壌中のそれによって分割された植物中の137Cs濃度と定義される137Cs移動係数(TF)は,対照土壌中の時間とともに減少した。堆肥で処理した土壌は,各栽培において対照土壌より高いTFを示し,137Cs移動性のより遅い減衰を示した。137Cs,NH4+およびK+の抽出性を観察したTFと比較することにより,堆肥から放出されたKは137Csの根取り込みの減少には効果的ではないが,Kに富む条件下では土壌からの137Csの脱着を促進することを示した。この結果は,有機土壌改良剤が高交換性K濃度下での放射性セシウムの根取り込みの低減に効果がなく,土壌中の放射性セシウムの長期的利用可能性を高める可能性があることを示唆している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境の汚染及び防止 

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