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J-GLOBAL ID:202002262216984868   整理番号:20A2784089

ジュール加熱により高強度化したカーボンナノチューブ糸のナノ構造キャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Nanostructural characterization of carbon nanotube yarn high-strengthened by joule heating
著者 (8件):
資料名:
巻: 171  ページ: 437-443  発行年: 2021年 
JST資料番号: H0270B  ISSN: 0008-6223  CODEN: CRBNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Joule加熱を受けたカーボンナノチューブ(CNT)ヤーンの高強度化機構を,ナノ構造キャラクタリゼーションによって調べた。1000min-1のスピンドル回転で2つの引抜速度(40と120mm/分)で製造されたCNT糸を用いた。CNTヤーンの機械的性質は,10-6Paの真空下でジュール加熱により改善された。2273Kで加熱した両方の糸の平均引張強度とYoung率は,それぞれ約1.1~1.4GPaと44~50GPaであった。これらの値は,紡糸したままの試料の約2倍以上である。Joule加熱CNTヤーンの高強度化は,CNTsの結晶性の改善,多角形構造を有する個々のCNTsの束構造の形成,およびこれらの束の絡み込みのような構造変化の相乗効果に起因した。一方,Joule加熱による高強度化メカニズムが開始しなかった試料は40mm/minの延伸速度で生成したCNT糸に含まれていた。より低い強度のCNTヤーンの断面観察は,糸の外側の部分に多数のボイドの存在を明らかにした。CNT糸の紡糸中に形成された構造欠陥は糸の引張強度に強く影響した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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炭素とその化合物  ,  その他の紡糸・製糸 
タイトルに関連する用語 (5件):
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