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J-GLOBAL ID:202002262236180297   整理番号:20A2483237

同種造血幹細胞移植後の嫌気性抗生物質と移植片対宿主病のリスク【JST・京大機械翻訳】

Anaerobic Antibiotics and the Risk of Graft-versus-Host Disease after Allogeneic Hematopoietic Stem Cell Transplantation
著者 (20件):
資料名:
巻: 26  号: 11  ページ: 2053-2060  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1625A  ISSN: 1083-8791  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ある種の嫌気性細菌は腸バリア完全性と免疫寛容の維持に重要であり,同種造血幹細胞移植(HSCT)後の移植片対宿主病(GVHD)のリスクに影響する可能性がある。同種異系HSCTレシピエントの単施設後向きコホート研究を行い,抗生物質のreceiptと活性及びGVHD結果の嫌気性スペクトルとの関連を評価した。著者らは,HSCTの7日前と28日後に熱性好中球減少症を発症した1214人の子供と成人を同定し,嫌気性抗生物質(ピペラシリン-タゾバクタムまたはカルバペネム;n=491)を受けた患者のGVHDリスクと死亡率を,嫌気性菌(aztreonam,セフェピム,またはセフタジジム;n=723)に対して最小活性を有する抗生物質のみを投与した患者に対して比較した。36人の小児患者から連続糞便試料のメタゲノム配列決定を行い,腸メタゲノムに対する特異的抗生物質の効果を比較した。嫌気性抗生物質のReceiptは,急性腸/肝臓GVHD(ハザード比[HR],1.26;95%信頼区間[CI],1.03~1.54)および急性GVHD死亡率(HR,1.63;95%CI,1.08~2.46)のより高いハザードと関連していたが,慢性GVHD診断(HR,1.04;95%CI:0.84~1.28)または慢性GVHD死亡率(HR,0.88;95%CI,0.53~1.45)と関連していた。嫌気性抗生物質は腸内細菌多様性を低下させ,BifidobacterialesとClostridialesの豊度を減少させ,腸メタゲノムから酪酸生合成酵素をコードする細菌遺伝子の消失をもたらした。急性腸/肝臓GVHDは,抗生物質処理による細菌酪酸生合成遺伝子の鋭い低下により先行した。著者らの知見は,嫌気性抗生物質への曝露が同種HSCT後の急性腸/肝臓GVHDと急性GVHD死亡率のリスク増加と関連することを示す。ピペラシリン-タゾバクタムまたはカルバペネムの使用は,嫌気性または多剤耐性感染が疑われる熱性好中球減少症症例のために保存されるべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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