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J-GLOBAL ID:202002262277584346   整理番号:20A0872614

塗り絵を利用した子供向けアンケート手法の有効性

Effectiveness of questionnaire survey for children using picture coloring sheet
著者 (4件):
資料名:
号: 18  ページ: 43-48  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: L5989A  ISSN: 1348-2653  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,塗り絵を利用した子供向けの回答率および回答に基づくアンケート調査の有効性を評価した。2017年夏に北九州市立自然史・歴史博物館で開催された昆虫の特別展で,およそ10日間配布された塗り絵の裏面に設問を印刷した。子供達と保護者らが,完成した塗り絵を特別展の壁に貼った。貼られた塗り絵は,後で回収して分析した。無効回答票を除く少なくとも1つの回答を含む塗り絵の数,すなわち約10日間の全有効回答票は340であった。有効回答票のうちの各設問の回答率は97.9%~82.4%であった。設問の有効回答票のうちの男女比はそれぞれ55.3%と44.7%である。設問の回答者は男性が女性よりも多かったが,この比は他の博物館でのアンケートと比べて大きな差はない。回答者の平均年齢は8.8歳(標準偏差:7.5)で,中央値は7歳であった。これらの結果は,このアンケート調査が主に7~8歳の子供に対して機能することを示唆する。しかし,このアンケート調査はいくつかの制限がある。紙面サイズが小さいことに起因する設問数の制限およびインフォームドコンセント文の組込みの難しさがあった。別の制限としては,塗り絵が壁に表示されたことである。著者らは,子供を対象にしたアンケート調査の調査手法としての有効性を最大化するために設問の設計には十分な考慮が必要であると結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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教育施設,文化施設,宗教建築  ,  市場調査,広告 
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