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J-GLOBAL ID:202002262361690777   整理番号:20A1121172

オーステナイトステンレス鋼における不均一ナノ構造のキャラクタリゼーション:結晶方位と硬度分布【JST・京大機械翻訳】

Characterization of heterogeneous-nano structure in austenitic stainless steel: crystal orientations and hardness distribution
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号: 22  ページ: 9299-9310  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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強冷間圧延SUS316LNオーステナイト系ステンレス鋼において開発された異種ナノ(HN)構造における硬度分布を系統的に調べた。HN構造は剪断帯で囲まれた双晶領域から成り,従来の低角度ラメラにさらに埋め込まれていた。双晶領域における{111}の双晶面は圧延方向(RD)にほぼ平行であった。平均双晶間隔は20~40nmであった。ラメラの縦方向はRDにほぼ平行で,平均粒界間隔は約100nmであった。100nmの平均サイズをもつ超微細粒の短縮は剪断帯内で良く発達した。透過Kikuchi回折法を用いた微細構造観察から,双晶領域の方位角と核平均方位差の両方は剪断帯とラメラ粒のそれらと比較して比較的低く,双晶領域内の双晶境界の方位角は60°のままであることが明らかになった。一方,せん断帯内の結晶粒間の方位角はかなり高かった。冷間圧延中の剪断帯内の強い歪の局在化は,高傾角粒界で囲まれた超微細粒の瞬間的形成をもたらす。これらの結果は,双晶領域内の転位密度が剪断帯とラメラ粒のそれより低いことを示唆した。双晶分域は剪断帯とラメラ粒のそれより小さい粒界間隔を持つが,ナノインデンテーション試験は硬さが成分ナノ構造の間でほとんど同じであることを明らかにした。成分ナノ構造間のほぼ同一の硬度は,剪断帯およびラメラにおけるよりも双晶領域におけるより低い量の転位強化に起因すると考えられる。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 

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