文献

J-GLOBAL ID：202002262494718648   整理番号：20A0389798

長期温暖化は種の代謝回転と種内形質変異を通して生態系機能に影響する【JST・京大機械翻訳】

Long-term warming affects ecosystem functioning through species turnover and intraspecific trait variation

著者 (5件)： Salo Tiina (Dept of Ecology, Environment and Plant Sciences, Stockholm Univ., SE-10691, Stockholm, Sweden) ,  Salo Tiina (Environmental and Marine Biology, Åbo Akademi Univ., FI-20520, Turku, Finland) ,  Mattila Johanna (Dept of Aquatic Resources, Inst. of Coastal Research, The Swedish Univ. of Agricultural Sciences, OEregrund, Sweden) ,  Mattila Johanna (Åland Univ. of Applied Sciences, Mariehamn, Åland, Finland) ,  Eklof Johan (Dept of Ecology, Environment and Plant Sciences, Stockholm Univ., SE-10691, Stockholm, Sweden)
資料名： Oikos  (Oikos)
巻： 129  号： 2  ページ： 283-295  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0598A  ISSN： 0030-1299  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然生態系に及ぼす気候変動の影響は生態学的過程によって仲介されるが,生物における急速な進化的適応および/または非遺伝的形質変化によっても仲介される。今までのところ,気候変動に対するコミュニティとそれらの機能的応答が,高度に制御された(人工的)環境における短期実験室実験または実験的操作の欠如による長期的な野外調査のいずれかに対する種間変化の重要性を試験する多くの研究が行われている。ここでは,コミュニティの構成と機能が長期温暖化に応答してどのように変化するかを定量化した。これは,即時および遅延生理学的,非遺伝的,生態学的,進化的および生態進化的応答を介した潜在的な直接的および間接的影響を含む。人工的に加熱された流域と周辺地域における場所-時間アプローチ,サンプリングサイトを用いて,30年以上の実験的温暖化が底生放牧地と放牧分類群の特性に影響を及ぼすとともに,糸状藻類への放牧の重要な生態系機能への寄与を定量化した。非在来種は高度に一般的であり,より高い移動度を持つ分類群は対照地点と比較して加熱地域でより一般的になったので,群落組成は温暖化によりシフトした。温暖化は群落機能を変化させたが,基礎となる機構は形質間で変化した:増加した代謝は種内形質変化により引き起こされ,一方,放牧速度の増加は主に種のターンオーバーにより駆動された。著者らの結果は,人口と地域レベルの両方のプロセスが長期の環境変化に対する自然コミュニティの応答を仲介し,沿岸水の進行中の温暖化が重要な海洋生態系の機能を変化させる可能性があることを示唆している。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *生態 ,  *温暖化 ,  移動度 ,  気候変動 ,  放牧 ,  牧草地 ,  バルト海 ,  コミュニティ ,  遺伝 ,  群落 ,  *ターンオーバー ,  底生生物 ,  生態学 ,  流域
準シソーラス用語： 群集構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： バルト海 ,  底生生物 ,  Grazer ,  その場 ,  選択圧力 ,  ストレス ,  形質

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 長期 ,  温暖化 ,  は種 ,  代謝回転 ,  形質 ,  変異 ,  生態系機能