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J-GLOBAL ID:202002262505683396   整理番号:20A0666803

脊髄損傷制御ラットの運動機能に及ぼす塩化リチウムの影響と関連機序【JST・京大機械翻訳】

The effect of lithium chloride on the motor function of spinal cord injury-controlled rat and the relevant mechanism
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  ページ: 2058739219852855  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5204A  ISSN: 1721-727X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,脳由来神経栄養因子(BDNF)/トロポミオシン受容体キナーゼB(TrkB)経路の発現に及ぼす塩化リチウムの影響を観察することにより,脊髄損傷(SCI)のリハビリテーションに及ぼす塩化リチウムの効果と機構を検討することである。合計36匹のSprague-Dawley(SD)ラットを,偽手術群(n=12),モデル群(n=12),および塩化リチウム群(n=12)にランダムに分割した。偽手術群は椎弓切除術を受けたが,モデル群とNYU脊髄インパクタを有する塩化リチウム群に対して,SCIモデルを確立した。Basso,Beattie,およびBresnahan(BBB)スコアを用いて,1,3,5,および7日間の投与後の移動を評価し,組織をNissl染色,透過型電子顕微鏡,免疫蛍光,およびウェスタンブロットのために集めた。3日目の統計的有意差(P<0.05)と投与後5日目の有意差(P<0.01)により,塩化リチウム群においてより高いBBBスコアが観察され,塩化リチウムがSCI後の運動機能を改善することを示した。ニューロンのより良い構造と形態を,塩化リチウム群におけるニッスル染色によって観察した。塩化リチウムは脊髄前角のニューロンからのBDNF分泌を促進し,モデル群と比較して有意差があった(P<0.01)。モデル群と比較して,塩化リチウムはBDNF蛋白質とリン酸化TrkB蛋白質(P<0.05)の発現を有意に促進したが,TrkBの発現における差異は検出されなかった。塩化リチウムは,脊髄前角におけるニューロンからのBDNF分泌を促進し,TrkBのリン酸化を促進し,ニューロンの生存と軸索の再生と再ミエリン化を支援する機構で,SCI後の運動機能を軽減することができる。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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